2024/04/22(月)パッションフルーツを定植した

 昨年は大株の越冬に失敗し収穫は散々でしたが、今年はリベンジでそこそこ大きな株がゲットできました。温室をポリカプラダンで覆って更新したしね。

 遅霜の心配がなさそうだったので3月下旬から外で育てていました。ここへきて気温が上がってきたため定植することにしました。

 プランターは去年の土がそのままです。これを空にしないと植え替えできません。なんやかんやで5株定植するのに3日間かかりました。

 去年の秋に受粉した実がまだ付いたままです。採ってしまってもいいけど、自然落下するのを待つことにしました。昨年不作でご無礼した分を少しでも埋め合わせたい思いもあります。

実をつけたままのパッションフルーツの大苗

 何本かに枝分かれした大株は4鉢です。そのうちのひとつからコガネムシの幼虫が出てきました。この鉢だけ根鉢が崩れて根が貧相です。もっと早く定植すればよかったですね。

 大株以外の苗は蔓が1~2本の小さな株です。春の開花に間に合わなくても夏の終わり(8月下旬~9月初め)に秋の開花が始まれば年内の収穫が期待できます。夏場は小鉢で育てて来年用の大株にしてもいいしね。

2024/04/09(火)町内会を抜けたらゴミ出しは?

 いままで町内会が指定するゴミステーションにゴミや資源を出していました。150m ほど先にあります。すぐ近くにもありますが、そこはよその町内会だから出さないように家内から言われていました。

 お隣りの話では、住宅公団と県とで開発元が違う分譲地だからだそうです。お向かいの家も別の町内会なんだとか。昔から「向う3軒両隣り」と言いますが、町内会が違うという理由で付き合い方が変わるなんて意識はありませんでした。(変なの)

 今までゴミステーションの掃除当番が回ってきていましたが、抜けた以上はもう回ってこないと思います。従来通り分別清掃に協力すると伝えたら、退会届けを託けた組長さんは別に構わないと言います。理解のある人ですね。

 町内会を抜けたらゴミを出せない、なんて話をよく聞きます。我が家の裏手の人は引っ越し早々に組長をやらされて、そのあと町内会を抜けました。家内は「よっぽどイヤなことがあったんだろうね」と言ってましたっけ。

 自前で折畳式のバスケットを用意して個別収集してもらっています。近隣の家数軒も利用してるみたいです。

 町内会とゴミ出しの問題は、最高裁で確定判決がいくつか出ています。生活権や人格権など憲法判断に関わる問題なので、特別抗告されるケースが多いからでしょう。

 町内会を抜けたらゴミ出しができない、という主張は違法です。清掃事業は自治体の業務だし、ゴミステーションは公共の道路上です。町内会に住民意見の取りまとめを委託しているにすぎません。

 ここら一帯は町内会のシマだ。ゴミ出し場は町内会のショバだ。ショバ代を払わない奴は使わせない。ショバ代を払え。というのはヤクザの論理です。

 ほんとは「町内会を抜けたらゴミを出すな!」と言われたほうがいいんだけどね。それを理由に個別収集を市に要求できます。自宅前がゴミステーションになれば 150m も先に出しに行く必要がなくなります。町内会が違うご近所も喜んで利用するはずです。

 お隣の家の前に停めてあった自家用車がなくなりました。ご高齢で運転免許を返納したみたいです。いままで車でゴミ出ししてたようですが、これからどうするんでしょうね。

 斜め向かいの奥さんは杖を突きながら離れた場所にゴミ出しに行ってて、見かけると代わりに持っていってやります。そろそろウチの前にゴミステーションをつくる時期にきてるのかもね。

2024/04/09(火)行政に都合の良い町内会の仕組み

 今月になっていま住んでる町の町内会から脱会しました。年度総会が済んだ後で近所の組長さんに書面で届け出しました。

 あて名は町内会長ですが、直接郵送すると組長さんに「理由を聞いてこい」だの「引き止めろ」など言ってきそうです。迷惑をかけたくないので先に知らせておくことにしました。

 退会する理由は書いてありませんが、辞めるからにはそれなりの理由があります。差し支えなければ教えてほしいと言うので、お金の使い方に問題があることを伝えました。

 前の会長が始めた事業の入会金を町内会費から補填する議案が通ったからです。行政が後押しする高齢者向けの事業ですが、利用者は 2% 程度と少なく、受益者負担と公平性の原則に反する施策と言わざるをえません。

 話を聞いた組長さんは「私もおかしいと思ったんですよ」との反応でした。会長あての封筒にクリップで切手をとめておいたのですが、自分が直接届けるから要らないと言います。会長にひとこと言いたいんでしょうね。

 この地区には町内会や自治会の名称で10団体ほどが混在しています。その寄り合い所帯の地区協議会とやらが夏祭りや餅つき大会などのイベントを差配する構図です。

 各町内会から納付された協議会会費のほかに、自治体から町内会に支給された援助金(1世帯数百円)すべてを夏祭りの負担金として全額徴収しています。祭りの利権をタテにお金を徴収するのはテキ屋の集金システムと同じです。

 地区協議会に渡ったお金は、末端の町内会加入者には見えない仕組みです。協議会の役員さえ押さえてしまえば、支給した援助金は行政の思い通りに使えます。考えましたね。

 前から町内会や地区協議会のお金の流れや、役員構成に疑問を抱いていました。今回の一件で町内会と縁を切る決断ができました。やれやれです。
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