2012/09/08(土)フランジバックとフォーマットサイズ

 一眼レフのフルサイズ化が進むと、フォーマットサイズの小さな APSC 専用の交換レンズが無駄になると、心配する人がいます。私もそう思ってコニミノ・ナナデジ用のワイドレンズは買わずじまいでした。
 Nikon D800 は高画素を活かし、画面の中央部分を APSC センサーとして利用する方法を採用しました。自動切換えが可能なのは、レンズ情報が共有できる同じマウントだからです。もちろん手動で設定することも可能です。

 手動切り替えでよければ、全く違った規格のレンズをクロップして使うことができます。フォーマットサイズが大きく、フランジバックが短いカメラほど、共有できるレンズの種類が多いことになります。
 「かまぼこ板に茶筒」とか揶揄されていますが、ソニーの E マウントは、面白い位置にいると思います。m4/3 よりフランジバックが 2mm ほど短いので、APSC と m4/3 を切り替えて使うことも可能です。写りがどうかはちょっと心配ですが・・・

 フルサイズの E マウント機の噂があります。36M ピクセルの撮像センサーなら、APSC や m4/3 でも実用的な画素数が確保できます。ニコワンやペン Q はともかく、ほとんどの交換レンズがそのままの画角で利用できるから、マウントアダプターで遊んでみたい人にとっては待望のカメラでしょう。

 ミラーレス機でオールドレンズを楽しみたい筆頭は、ライカマウントのレンズ群です。イメージサークルはフルサイズをカバーしているものの、フランジバックが短いため一眼レフでは使えませんでした。ご本家の M9 はフルサイズですが、軽四が1台買えそうなお値段です。
 膨大な数のライカ M/L マウントのレンズがフルサイズで使えるカメラがあったら、少々高くても飛びつく人は大勢いるはずです。いわゆる「沼の住人」です。レンズ沼にはまる人が続出するかもしれません。
OK キャンセル 確認 その他