2013/01/30(水)スマホ版サイトは汎用性を重視

 先日、申し込んでおいた Lenovo ノートのリサイクル票が送られてきました。バーコードのついた細長いシールです。しばらくかかるような書き方だったのに早いですね。早速、本体裏側に貼り付けてと・・・
 これで廃棄するときに 3,000 円負担しなくて済みます。

 相談を受けていたホームページのスマホ対応は、第4世代の iPod Touch を使ってテストを繰り返していましたが、ようやく方針が固まって一段落です。結論は、特定の機種に依存しないフレキシブルな設計にすることです。パソコン画面で見ても、それらしい体裁の表示になるように考案しました。
 iPad などのタブレット PC は、分類上はモバイル機器ですが、表示能力はパソコン並みです。息子が、モバイルサイトに飛ばされてしまうのに文句を言っていたのがヒントです。

 ネット上には、スマホ版の作り方を解説したサイトがいくつもあります。モバイル機器からのアクセスを自動的に転送するやり方もあれば、機種を判別して特定のスマホだけ選別する方法もあります。
 ただし、それは「現時点」での話です。モバイル機器の機種や機能は、めまぐるしく変わります。そのたびに変更を繰り返すのは、かなりの手間を要するので非効率です。

 一つの例が表示フォントです。iPhone は iOS 5 まではゴシック体が標準だったのに、iOS 6 から明朝体に変わってしまいました。どちらでも読めればいいように思いますが、iPhone 3G/3GS/4/4S でゴシック体に慣れ親しんだひとには不評みたいです。
 ゴシック体に戻すには、スタイルシートでフォントを指定してやる必要があります。この変更は1行直すだけだから簡単ですが・・・

 スマホはネット回線が細いので、なるべく負荷をかけないように、アイコンボタンをスタイルシートで作るのがセオリーです。ところが、OS が新しくなった途端に色が表示されなくなったり、デザインが崩れてしまうことがあります。複数のスタイルシートを組み合わせて表示している場合は、致命傷になります。
 特定の機種で体裁よく見せることより、どの機器でもそれなりに表示できるシンプルな構造にするのが、長持ちさせる秘訣のようです。
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