2013/09/07(土)レンズカメラの将来性
スマートフォンの周辺機器の位置づけです。周辺機器にしてはかなり高いアイテムですが、スマホが高級コンデジに変身できると考えれば、十分インパクトがあります。
ただし、発想は面白いものの実用性を考えると、そんなに売れる商品ではないように思います。あと少し足せば、同等の機能を持ったカメラが買えるからです。撮影するだけなら専用のカメラのほうが便利です。
レンズと撮像センサーなど最小限の機能だけ搭載し、あとはスマホやタブレット PC で処理する発想は、これから主流になる可能性があります。スマホのアプリでどこまでできるのか知りませんが、このスタイルが受け入れられれば、撮影機能を強化した機種が現れるでしょう。
レンズ部分と撮像センサーのユニットをマウントでドッキングし、それをコントロールする本体(スマホなど)と WiFi やブルートゥースでつなげば、自由な撮影スタイルが選択できます。どれかの性能が大きく更新されても、その部分だけ入れ替えればいいので経済的です。
レンズユニット、撮像センサーユニット、コントロールユニットの3つのパーツを自由に組み合わせることができれば、写真の世界はもっと広がると予想します。
今回の発表は、その幕開けでは?