2013/10/19(土)時代は変わった!「α7」ねぇ

 今週、ソニーから 35mm フルサイズのデジタルカメラが発表されました。Eマウントのレンズ交換式カメラです。その名も「α7」。高画素でローパスフィルターをなくしたα7R も同時発表です。

 α7 と言えば、往年のミノルタのフィルムカメラが元祖です。背面に大きな液晶パネルがついていましたが、フィルム式だから、シャッター速度や絞値などの撮影データを表示するためのものでした。

 メーカーの人に、「こんな大きな液晶を使って耐久性は大丈夫なの?」と聞いたら、携帯電話の技術革新で液晶パネルの耐久性は飛躍的に向上した、との返事でした。ケータイとカメラは別物だったので、当時は「ふーん、ケータイねぇ」という程度の感想だったのを覚えています。

 コニカと合併してから発売されたコニカミノルタα7 デジタルは、その名の通りデジタル一眼レフでした。9年前の 11 月の発売です。20 万円くらいしてましたかね。いまでも現役で使っています。

 ソニーがα7 の名称を使うのに不満を抱く人もいるでしょうが、コニミノからαシステムを買い取ったんだし、もう別の会社なんだから、文句を言っても仕方のないことだと思います。

(1) ミノルタ α7 (フィルム式カメラ)
(2) コニカミノルタ α7 Digital (デジタル一眼レフ)
(3) ソニー α7 (ミラーレス式デジタルカメラ)

 歴代のα7 の中で、今回のが一番インパクトがあるように思います。αシステムの範疇に留まらず、他社も巻き込んだ一大変革のきっかけになる予感がします。
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