2013/10/31(木)最期の花をキンモクセイ酒に

 今年は二度目の花を咲かせた鉢植えのキンモクセイですが、花期が終わったら剪定してから庭に移植します。
 「お代官さま、バッサリやっておくんなせぇ」と言われたわけじゃないけれど、かなり刈り込む予定です。(そうしないと通路を通れない)

 キンモクセイは剪定には強いと言われていますが、ちょっと心配です。仮に枯れなくても翌年は花が咲かない可能性が大です。いま咲いている花が、ひょっとすると最期の花になるかもしれません。

 そこで、散りかけの花を集めて、キンモクセイ酒を作ることにしました。どうせ剪定するから、枝ごと刈り取ります。ビニール袋いっぱいになりました。

 お盆を用意して、その上に花を摘まんで入れていきます。鉢植えで人の背丈ほどの木だから、花の量はしれています。
 虫は、お盆の花をかき回すと、一斉にお盆の外に逃げていきました。室内でやったら豪い目です。芋虫みたいなのは手で取り除きます。

 お酒に漬けるのは花だけで、葉っぱはもちろん茎も取り除かないといけません。手作業で、きれいな花だけを選り分けます。
 これが結構大変な手間仕事です。お茶パック4つ分で、3時間ほどかかりました。

 咲きかけの花がいいという説もあれば、木の下にビニールシートを敷いて散った花を集める、という説もあります。
 香りを楽しむなら咲きかけの花、手間をかけずに花だけ集めたいなら散った花、ということのようです。
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