2013/11/28(木)とんがり頭のミラーレス機

 オリンパスの OM-D といい、ソニーのα7/7/R といい、ミラーボックスやペンタプリズムがないのに、頭が三角に出っ張ったカメラが続々と登場です。

 一眼レフの形を模倣したのに「ネオ一眼」というのがあります。コンデジ並の小さな撮像センサーに、固定式の高倍率ズームを載せたカメラで、主に欧米向けに輸出されています。
 パッと見は一眼レフで、光学 40~50 倍のズーム搭載、しかもコンデジに近い価格帯とくれば、コスパ重視の欧米人にウケがいいのも肯けます。

 小型軽量でレンズ交換が特徴のミラーレス機は、国内では人気があるものの、欧米ではあまり売れていないようです。
 そんな傾向からか、ミラーレス機に一眼レフっぽいデザインを採用するメーカーが増えました。例の三角頭です。

 ペンタプリズムがないのに三角頭にするとはなにごと!などと言うつもりはありません。そうすることで欧米でも売れて、コストが下がるのなら大歓迎です。
 ついでに EVF の見え味がよくなって、光学式の一眼レフを覗いている錯覚に陥るようなら、さらに大歓迎です。

 あるサイトの情報では、α7/7R の海外での売れ行きは、メーカー予測の2倍だそうです。三角頭のデザインでなくても売れ行きが同じだっかどうかは、ちょっと疑問です。
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