2014/01/17(金)ますます存在感の薄い米PMA

 何年か前までは、米 PMA ショーといえば世界的な写真映像産業の一大イベントでした。最近では、家電フェアの CES にくっついて PMA@CES に名前を変えています。今年は1月8~11 日にラスベガスで開催されました。

 以前は毎年3月に開催されていた日本の CP+ が前倒しになり、開催日が PMA@CES に近くなったため、日本のメーカーはあまり力を入れていない感じです。
 新製品の発表があったとしても、コンデジやスマホがらみの製品でお茶を濁す程度です。所詮は家電フェアといったスタンスです。

 ニュースといえば Kodak がマイクロ 4/3 のミラーレス機を発表したくらいでしょうか? 同時にソニーのレンズスタイルカメラに似た製品も発表しました。この手の需要があるとみての参入のようです。

 フォトキナもそうですが、元々米 PMA は一般ユーザーへの訴求より業者間の商談を想定した展示会です。表のブースに出ていた商品だけで判断できないことを念頭に置くべきでしょう。ブースの裏でどういう商談がされていたか?ですね。

 一方、日本の CP+ は一般消費者をメインターゲットにしたイベントです。今年は2月 13~16 日に横浜パシフィコで開催されます。新製品の発表は、こちらに期待です。
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