2016/04/11(月)遅霜はないと思いますがねぇ

 桜も散って春爛漫。もう遅霜の心配はないと踏んで、先週末にパッションフルーツを屋外に移しました。室内でまんじりと冬越しした苗たちです。

 今年は収穫アップを狙って、南向きのラティスフェンス約 5m ほどのスペースを使います。幅が 3m ばかりの通路に自家製プランターを並べて、そこに植え替えました。来客時に車を上にあげるための通路で、傾斜が掛かっています。

 年に何回のことでも、車の通行の邪魔にならないよう、プランター幅はなるべく狭く抑えないといけません。自作したのは、幅が狭くて容量の大きなプランターが市販品で見つからなかったからです。たくさん要るので、費用の問題もあります。

 幅 18cm の杉の野地板をカットして、直方体の箱を作りました。両サイドは 3x4cm の杉材でガッチリ補強してあります。そして、庭に簡易かまどを作って焦がしました。焼杉のプランターです。かなり焼きムラがありますが、それも味のひとつです。

 こんなに苦労したのに、遅霜にやられたら一巻の終わりです。常夏の植物は霜に弱いからなぁ。家内の話では、今朝はしのげたが明日の朝がヤバイとか・・・

 霜が降りるには条件があって、気温が摂氏 4°以下、晴天で放射冷却、無風状態、そして湿度が高いことです。零度以下でないと霜ができないはずなのに、4°以下とは変な話ですが、地上 1.5m の百葉箱の中と地面とでは、かなり温度が違うみたいです。

 今日は風が強かったし、雨はここ数日降っていないので湿度は低めです。さらに、明日の最低気温の予想は 6°だから、多少の誤差があってもまず大丈夫でしょう。

 植え付けは八重桜が咲いてから(あるいは散ってから)という土地ごとの言い伝えには、それなりの根拠があるようです。
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