2016/05/03(火)ムベのパーゴラが完成

 パーゴラはイタリア語でブドウ棚のことですが、日本では藤棚でも何でも棚仕立になっていれば「パーゴラ」です。去年、東側の裏庭に作ったパーゴラは、ハヤトウリの棚になりました。

 本当はブドウを育てたかったんですが、長男の嫁が「ブドウはコガネムシがつく」と反対したため、家内がいい顔をしませんでした。ブドウがなくても芝生がまだ残っているから、コガネムシの幼虫は「常連」なんだけどね。

 我が家の西側は、建物と道路の間に半間ほどの通路があります。傾斜地なのでブロックで土留めした分だけ道路より高くなっています。その通路にまたもや DIY でパーゴラを作りました。

 今度こそブドウ棚になるかと思いきや、ここはムベの棚です。去年植えた苗が、支柱代わりに立てた 150cm ほどの木の枝からはみ出しそうになっています。生垣にするか、棚仕立にするか迷って、パーゴラに這わせることにしました。

 この場所は、夏は西日が強くて、ここ2年はイボ竹を立ててグリーンカーテンにしていました。ゴーヤとフウセンカズラです。「ゴーヤは西日避けに植えるもの」というのが、酸化セリウムの先生の持論です。去年は「委託生産」で、何回か届けてあげました。

 フウセンカズラは、ご近所対策の目くらましです。ゴーヤやパッションフルーツなど実のなるものばかり植えていると思われては心外です。フウセンカズラの実は、文字通り中が空洞で種だけだから食べられません。

 今年は南側に植えることにしました。去年パッションフルーツでグリーンカーテンにしようとした場所です。実の収穫を優先すると、葉っぱの成長が後回しになってグリーンカーテンというには隙間だらけでした。

 その点、フウセンカズラは食べられないから、心おきなく葉っぱの成長に専念できます。見た目も涼し気で上品だしね。
OK キャンセル 確認 その他