2017/01/20(金)パッションフルーツの試し切り

 先週の雪でダメージを受けたパッションフルーツは、もう枯れる寸前です。去年は地植えの株を短く切り詰めて越冬を試みましたが、雪が積もった日に根元から弦割れして枯れてしまいました。その経験もあって、今冬は根元の弦にプチプチを巻き、もみ殻を敷いた上に腐葉土を盛って防寒対策をしてあります。

 その効果があったのか、3日連続で雪が積もったのにまだ葉っぱをつけたままです。ただし雪の重みでほとんどの葉の茎が折れてしまいました(写真の〇印のところ)。葉が散るときは、弦のつけ根からポロッと落ちます。色はかなり黄色味を帯びてきましたが、大半の葉はまだ落ちずにがんばってます。
雪の重みで茎が折れた葉

 この冬は、実のついてない弦を剪定しただけで、地植えも鉢植えも実を生らせたまま放置してあります。寒波がきた時点で枯れるのは覚悟の上です。いくつかの実が収穫できれば御の字という考えです。春に植える苗は別に用意して、いまは温室で越冬中です。

 水を吸い上げなくなったのか、実にえくぼみたいなヘコミが出てきました。このままにしておいても追熟しないと踏んで、ヘコミのあるものから順番に収穫することにしました。まだ青い実もあります。紫色になったものと、まだ青い実をひとつずつ試し切りしてみました。
パッションフルーツの試し切り

 やはり青いほうは未熟で、食べるにはまだ早い状態です。紫色のほうは見た目は完熟に近い状態ですが、パッションフルーツ特有の香りがまったくしません。種が濃い緑色で黒くないから、まだ完熟ではないみたいです。仮に完熟させたとしても、夏に収穫したものとは、味も香りもかなり差がありそうです。

 収穫したうち、少し青みが残っている実はリンゴと一緒にビニール袋に入れ、エチレンガスの助けを借りて追熟させます。すでに紫色のものはそのまま室内で追熟させることにしました。果たしておいしく食べられるところまでいくでしょうか?
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