2017/04/05(水)振動ドリルがあわや水没の危機に

 まるで魔術をみているような猫の脱出劇を目の当たりにして、一見完璧と思われた防御策を破られた衝撃に打ちひしがれることとなりました。とは言っても脱出経路がわかったからには、防御策をとらないわけにはいけません。諦めたらこちらの負け(猫の勝ち)です。

 お隣との境界に張った防鳥ネットは、下の方を点々と留めてあったのですが、どうやらその間隔が広すぎたようです。ブロック塀に振動ドリルで穴をあけ、アンカーを撃ち込んで留める個所を増やすことにしました。久しぶりに振動ドリルのケースを開けてみたら…

 な、なんてこったい! ケースの中が水浸しです。雨が直接当たらないところにケースを立てて置いていたのですが、強風で雨が吹き込んだのかもしれません。コードやドリル刃を収納するポケットにしっかり水が溜まっていました。しかも赤さびで真っ茶です。



 ケースを立てると振動ドリルの本体がいちばん下になりますが、不思議なことに本体は濡れずに無事でした。漏れた水はすべてポケットの中に溜まったみたいです。不幸中の幸いでした。その代わりドリルっ刃は錆びまるけです。だいぶ先がなまっていたから、そろそろ買い替え時です。よしとしましょう。

 今回の教訓は、一見安全な場所に見えても壁や扉で遮蔽されてない場所は、水濡れの危険があることです。電動工具や大工道具を入れたケースは、立てて置かずに寝かせておくほうが無難ということも身に染みてわかりました。ケースの裏表を間違えない限りは、雨漏れしにくい構造になっています。

 猫の脱出劇がなければ、水漏れの発見がもう少し遅れたでしょう。ありがとね、猫ちゃん。救出した振動ドリルで補強しといたから、また侵入脱出ゲームの再スタートです。しばらく姿を見なくても、ある日忽然と現れるんだわね。次はどのルートで脱出するのやら…
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