2017/11/03(金)防犯カメラを4台設置してみた

 秋の長雨の間を縫って下準備を続けてきた防犯カメラは、外工事を終え、ようやく設置することができました。LAN ケーブルはちょっと前に家の外に出して軒下にからげてありました。LAN ケーブルが電源コードも兼ねる PoE 方式だから、カメラを固定してケーブルをつなげば映りますが、附属のケーブルを剥き出しのままというわけにはいきません。被覆が薄い、いかにも安物のケーブルです。風雨と太陽光の紫外線で、すぐにボロボロになりそうです。

 そこで洗濯機のホースみたいな形をした PF 管の中を通して、アウトレットボックスの中でカメラ側のケーブルと接続することにしました。これなら風雨や紫外線からケーブルを守れます。通すのは LAN ケーブル1本だけなので呼び径 16mm でよかったのですが、22mm を使いました。外径は 30mm 程あります。将来 PoE 方式でないカメラに交換したときは、電源コードを追加する必要があります。大は小を兼ねる…です。

PF管とアウトレットボックスを使ってカメラを設置

 PF 管を使うのは初めてです。一応フレキシブルに曲げられるとはいえ、かなり太くて腰があり取扱いにコツが要ります。LAN ケーブル1本のためにちょっと大げさな気もするけど、用途が防犯カメラだから、ある程度目立った方がよいとの考えもあります。(誰が見てもダミーじゃない! 本物の防犯カメラだわ)

 目立つというならオレンジ色の CD 管というのもありますが、こちらはコンクリート埋設用で対候性がないからダメです。ホームセンターでよく PF 管と一緒に並んでいて、値段が安いからと、ついうっかり手を出すとハマリます。業者に頼んで敷設する場合は、見えるところまで CD 管だといかにも安普請の手抜き工事だと思われるので、使われることはまずないでしょう。DIY でもここは PF 管の一択です。(硬質ビニール管もあるけど自由に曲げられない)

 管にケーブルを通すときは通線ワイヤーを使います。まずワイヤーを通しておいて、それの先端にケーブルを括り付け、ワイヤーを引っ張ってケーブルを手繰り寄せます。柔らかい LAN ケーブルは何とか一人で手繰り寄せることができますが、腰のある VVF ケーブル(電線)はまず無理です。片方でワイヤーを引きながら、もう一方でケーブルを送り出さないと前に進みません。

 家内はそういう作業には不向きで、手伝わすとブチブチ文句を言うに決まってます。それが嫌で、駐車場の照明用ケーブルを一人で通線する際には小技を使いました。送り出す VVF ケーブルのそばまで通線ワイヤーを伸ばし、片手で電線を送り出しながらもう一方の手でワイヤーを引っ張ります。少しずつしか進みませんが、距離が数メートルと短かったので何とか通せました。

 家の中は LAN ケーブルが無造作に空中を這ったままです。早いとこきれいに始末しないといけないし、庭仕事もいっぱい残っています。そろそろ温室の準備もしないとね。ここ数日の晴天を活かして一気に片付けることにしますか。
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