2018/01/30(火)4K モニターにはグラボが必要?

 デスクトップ PC を最新の CPU で組み直すのは少し先になりそうです。ケースと電源部以外はすべて新しいパーツになります。HDD も OS が認証されて引継ぎが済んだら SSD に換装する予定です。実行に移すのは、どういう構成にするか、じっくり検討してからですね。

 パソコンの更新よりも 4K モニターのほうが先になるかもしれません。ブラウン管式テレビが壊れたら、次は 4K にするつもりです。まだ 4K 放送は始まっていないから、買うとしたらテレビじゃなくてモニターですね。後で 4K チューナーを買う必要があるのはどちらも同じです。フル HD までは現在使っているチューナーでカバーできます。

 パソコンとモニターを同時に出費するのはちょっときついですね。でも 4K に対応しているのは、頼りない Celeron J3455 の NUC だけです。ネットとメールくらいなら使えるでしょうが、画像処理なんかは無理だと思います。デスクトップの GPU はオンボードの G880 でフル HD までです。グラフィックボードを追加しないと…

 どんなグラボがあるか調べていて、不思議な言葉に遭遇しました。「マイニング需要」でグラボの価格が高止まりしているそうです。マイニングってなに?? どうやらビットコインなど仮想通貨に関係ある言葉のようです。ブロックチェーンの計算を手伝ってコインをゲットすることをマイニング(日本語で「採掘」)と言うんだとか。

 はしりのころは個人でも参加できたみたいですが、現在ではスパコンなどを導入できる資本力のある企業がほとんどのようです。個人から出資を募り、ゲットしたコインを分配する企業や団体に参加するしかないでしょう。こうしたマイニング業者が大量にグラボを買いこんでいるとの噂です。

 1台の PC に何個もの GPU を使うそうです。並列処理には、CPU の性能やメモリーの容量よりも GPU の数がものを言うみたいで、マイニング向けのマザボを使って5~6枚挿しもザラだとか(こりゃ驚いた)。それに使う電源部は半端じゃないでしょうね。スパコンを買えない業者は、これを何台も並べて処理させていると思われます。元々は、バラバラに存在する時間の空いたパソコンを何台分も束ねて計算させていたから、それを自前でやってしまおうというわけです。

 ビットコインのマイニングに相性がいいと評判の GPU は RADEON RX 470/480/570/580 です。ゲーマーに人気の GeForce GTX はどうかというと、新しく登場した仮想通貨に強いとの噂です。どちらもマイニング需要で高止まりの傾向は、しばらく続きそうな雰囲気です。(迷惑な話)

 個人的には、マイニングなどもちろんしないし、ゲームもしないので高速なグラボは不要です。1万円程度のローエンドのもので十分です。気になるのは、このクラスのグラボに近い性能のグラフィックチップを内蔵した CPU(APU) が登場する可能性が高いことです。そうなると、せっかく買ったグラボが無駄になってしまいます。4K モニターが先になったら、デスクトップの更新はしばらく後になるかもね。
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