2019/07/07(日)いまのガラケーを寿命まで使う

 いま使っているガラケーは、ずいぶん前から使っています。ソフトバンクが 2G を終了したのは 2010 年3月末です。その1年前に買い替えたのでもう 10 年以上になります。このときは、機能の一部停止じゃなくて通話そのものができなくなる、というお知らせが届きました。3G 対応機に買い替えるしかなかったわけです。

 人気のない(評判がよくない?)機種しか近々入荷の予定がなくて、それに決めました。通話機能さえあれば何でもいい…といった感覚です。3万数千円でしたかね。ゼロ円というプランもあったけど、本来有償の物がタダというのは胡散臭い話です。タダより高いものはない、と言うじゃありませんか。

 買い替えて驚いたのは、とにかく電池の持ちが悪いこと。それまでは週に1度充電する程度だったのが3日と持ちません。店の話では、1年後にもう1個電池がタダでもらえるとか。そんなに早くダメになるの?と訝しがったら「1年たてばわかるわ」との返事。(1年ねぇ)

 しばらくしてファームウェアの更新があったせいか、電池の減り方は少し改善されました。充電回数が減ればそのぶん電池の寿命は長くなります。それでも1年後に無償の電池はもらっておきました。家内のは使い方が悪かったのか、ほどなくスペアのほうに乗り換えたみたいです。

 私のは故障したため途中で一度、本体そのものを新品交換しています。「あんしん保証パック」とやらに入っていたので費用はゼロでした。月々 500 円で年間 6,000 円も払ってきたから、新品を買うのと同じようなもんですね。それを機会に保証パックは解約しました。

 同じ機種のガラケーを 10 年以上も使い続けてこられたのは、そんな事情があったからです。普通はもっと早く寿命がきてもおかしくないでしょう。機械の寿命か電池の寿命か… 電池は交換できるとしても本体が壊れればそれまでです。

 ソフトバンクのサイトを見ると、「あんしん保証パック」に入れば1年以上経過した時点で電池パックが1個無償になります。販売開始から3年以上経ったら在庫がなくなり次第サービス対象外となります。1年以上使えば故障しても諦めがつきそうです。電池パックをもらったら早々に解約してしまうのが得策かもしれません。

 ケータイやスマホの契約は複雑怪奇です。いままで常態だった2年縛りや高額な違約金は、政府の音頭取りもあって解消の方向に進んでいます。本体と通信料をセットにしたプランもなくなりそうです。いままでキャリアに握り込まれていた形態が変われば、機種変更の考え方も変わるでしょうね。
OK キャンセル 確認 その他