2019/09/23(月)LAN 内の NVR を減らしてみた

 防犯カメラの IP アドレスを固定化して、安定した運用ができるようになったところで、LAN 内の NVR の台数を減らしてみました。メインの録画用 16ch NVR と台所で観るミニ NVR の2台あれば事足ります。

 減らしたのは変則 PoE の 4ch NVR です。カメラ4台とセットで購入したのですが、PoE の仕様が 15V だったため一蓮托生で使うしかありませんでした。48V PoE スイッチからイーサネットケーブルで電力を送り、カメラの手前で PoE インジェクター(スプリッター)を介して 12V に変換する手もあるにはあります。ただし 4+1ch PoE スイッチ1台のほかに PoE インジェクターが4個も必要です。

 今回利用したのは、PoE の電圧が 15V のスイッチングハブです。ずいぶん前に購入しましたが、4ch NVR と電力使用量がほとんど変わらなかったので実用しませんでした。電源が別売だったことも理由のひとつです。発売元に「電源 90W」というタイトル表示は誤解を招くと指摘したら、すぐに「注意 : 90W AP 電源は別売」と追加訂正してきたのは立派です。本体が千数百円の激安品だからホントは文句を言っちゃいけないけどね。(たぶん電源のほうが高い?)
8ch PoE スイッチングハブ
 英語と中国語の説明書を見ると、電源は DC 5-60V となっています。DC 48V にすれば普通の PoE スイッチになるってこと? 今回つなぐカメラは 15V の変則 PoE だから、電圧可変の AC アダプターを DC 15V に設定して使いましたが、謎の多い PoE スイッチです。ちなみに 1000Mbps には非対応です。

 4ch NVR を減らしたことで、メインの 16ch NVR から「LAN 内に複数の NVR があり、この構成を停止するかどうか」という警告が出なくなりました。ミニ NVR は干渉していないみたいです。同じくミニ NVR は警告も出ず、従来通り何事もなかったように正常に動いています。(これでしばらく平和な日々が…)

 外した 15V PoE の 4ch NVR は、当面は出番がなさそうです。LAN 上のカメラはどれでも4台まで選んで表示できるはずなのに、思ったように指定できず動きがちょっと不安定になっていました。単独で使えば復帰するかもしれませんが、使いみちがないので一旦お蔵入りです。(ご苦労さんだったね)
OK キャンセル 確認 その他