2020/07/07(火)個人輸入のトラブルもいろいろ_2

 2回目の未着トラブルは、輸送の途中で発送者にUターンで返送されてしまった、というイレギュラーでした。モールサイト(AliEx.)の追跡ページでは、発送者に返送されるので運送業者に連絡するようコメントが出ていました。すぐに販売者に説明を求めましたが、まるで無視するかのようになしのつぶてです。

 中国のセーラーもいろいろで、うるさいくらいこまめに連絡してくるところもあれば、ここみたいに気のないところもあります。もし本当に返送されたのなら、一旦キャンセル扱いにしてもらおうと、再度メッセージを入れました。放置されないように「あなたの商業道徳を疑っている!」と、強めの文言も入れておきました。

 ようやく来た返事は、「パッケージが返却されたので再送できますか?」というものでした。返送する前に事情をきちんと説明してほしいと要求しました。当たり前でしょ。すると、「税関は時々不可解に戻る。私たちも無力です」と言ってきました。自分たちのせいではないとの言い分です。

 解決方法は2つ。再送するか、キャンセル扱いにするか、そちらで最善と思われる方法で解決してほしいと要望しました。「はい、再送します」と返事がきたあとで、なぜか「払い戻しを宣言してください」と、180 度の急転です。

 うざこい客と思われたのか、メッセージのやりとりを見てモールがセーラーに指示を出したのか、詳しい事情は不明です。注文から3ヵ月も経ってるからモール側のチェックに引っかかったのかもね。いずれにしても「紛争」ページを開き、「商品が未着」「返金を希望」を選びます。

 ところが返金限度額が支払金額よりも低く設定されています。コメント欄に「支払金額の全額を返金してほしい」と追記しておきました。さんざん待たされた挙句に、たとえわずかな金額でも削られたのではたまったものじゃありません。まだ返金処理されていませんが、どうなりますやら。

 税関でよくあるトラブルは、非課税だと思っていたものが課税扱いになることです。この場合でも発送者に返却せずに、注文者に課税されるのが普通です。受け取るときに税金分を払わないといけません。今回の注文は合計で 6,000 円程度の商品だから非課税のはずです。

 海外通販では、販売者は関税については関知しないのが「お約束」です。中国からだと1万円以下の商品で課税されることは稀ですが、品目によっては安価でも課税されることがあるようです。私が注文するような品は、16,666 円までなら課税されることはないでしょう。

 注文した商品が届かなかった、届いた商品が破損していた、そのほかに、注文した商品と違うものが届いた、なんてのもありました。どう対処したかは次回に。(つづく)
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