2021/02/26(金)発芽した木子をどう植え替えるか

 今日は雨の予報だったので、昨日のうちにジャンボ系ニンニクに追肥しておいたのですが、一向に降る気配がありません。仕方なしにジョウロで水を撒きました。(トホホ)

 ジャンボ系は元肥だけで育てるそうですが、土つくりの際に肥料過多にならないよう控えめにしたので気は心です。葉ニンニク用の紫々丸やホワイト六片は、葉っぱの色が薄めです。こちらも一緒に追肥しておきました。

 去年収穫したときに付いていた木子は、外の殻を剥いてセルトレイに播種しました。いまビニール温室でパッションフルーツの苗と一緒に保温しています。

ちっとも発芽しない木子

 木子(きこ・きご)はジャンボ系特有のむかごのようなもので、鱗茎の周りに数個から 10 個ほど付いています。鱗芽とも言います。英語では bulbil だとか。

 これを育てて数を増やすことができますが、元が小さな鱗芽なので大きな鱗茎になるまでに2~3年かかります。それと発芽率が低いのが難点です。発芽させようとしてもなかなか芽を出しません。

 それなのに去年収穫したときに取り残した「こぼれ種」は自然に発芽するから不思議です。外の殻は剥いてないのにね。ひょっとすると去年のじゃなくて一昨年のかもしれませんが…

 植物は子孫を残すためにいろんな仕組みを備えています。虫や動物に食べられないように嫌な臭いを出したり、天変地異で本体が枯れてしまっても再生する種を残したりします。木子もその一つなんでしょうね。

 ということは、去年の木子が今年や来年に発芽する可能性もありそうです。今度収穫したら、庭の一角に木子専用のスペースをつくりますか。獲れたてなら外皮を剥かなくてもいずれ発芽するでしょう。

 畑で発芽した木子はそのまま育てるとして、セルトレイで発芽した苗をどうするかが喫緊の問題です。もう余ってる土地はないからプランターで育てるか、それともひとつずつポットに植え替えるか、悩ましいところです。
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