2021/03/27(土)軽のハイトワゴンがハヤリですが

 いま乗っているのは背の高い軽自動車です。ハイトタイプとかスーパーハイトなんて言われてますが、一般的な乗用車タイプのリッターカーよりも荷物がたくさん積めるのが特長です。

 その前に乗っていたのはタウンエースのバンでした。荷物がたくさん積める車がほしいと知り合いのリース会社に頼んだら、持ってきたのがこれでした。よく活躍しましたね。屋根にベースキャリアを載せてたから、積めない荷物はほとんどなかったと思います。

 知り合いがリース会社の社長を辞めたのと、走行距離が 20 万キロを超えたので、それを機会に車を替えました。今度は自分が買い取る形です。維持費を考慮して軽貨物を検討したのですが……

 軽のワンボックス車は燃費がよくないのが引っ掛かりました。当時(7年前)の車種だとリッター 12km 以上走れば御の字でした。そのころ人気が出だした軽のハイトタイプは、カタログ値で 25km/l 以上です。実走でも 20km/l 近くはいけそうです。

 タウンエースバンが 8.9km/l だったから、ガソリン代は半分以下で済みます。燃料費の差額とリース代を足せば、新車を買っても5~6年で元が取れると判断しました。

 リース契約が終わるのは、消費税が5%から8%に上がった2ヵ月後でした。候補はホンダのNボックス、ダイハツのタント、スズキのスペーシアです。ホンダはリース車用しかなくしかも変な色、タントはこちらのリースが終わるまでに間に合わず、仕方なくスペーシアに決めました。

 ディーラーのオヤジさんは、なぜエブリィじゃないんだと、変な顔してましたっけ。初代のスペーシアは子育て世代のママが乗る車……というコンセプトでした。

スペーシアのカタログより
[ママチャリ感覚モロの初代スペーシア]

 ホンダのNボックスが独走状態でタントがそのあとを猛追してました。スペーシアはあまり売れてなかったみたいです。市中を走ってる姿をほとんど見ませんでした。旧型のパレットはたまに見かけたましたが、スペーシアは珍しかったです。(こういうの好き)

 実際に乗ってみて、使い勝手は悪くなかったと思います。おとなしく乗ればリッター 20km は伸びます。車内空間が広いのと燃費がいいのがやはり最大の特長でした。

 でも不満があります。あとちょっとのことで荷物が載らないことです。エブリィなら積めたのに……

 それと、後部座席を倒すと運転席が前にせり出てかなり狭くなります。短距離ならなんとか我慢できるけど、長距離を走るのはかなり辛いです。(とてもじゃないわ)

 カタログに「女性の願いをかなえると、この軽になる」とあるように、やはりこの車は大の男が仕事で乗る車じゃなかったみいです。
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