2021/04/01(木)コロナワクチンの接種券が届いた

 先月後半は自家用車の買い替えの話が続きました。「写真は科学だ」とコキながら車の話はどうだえ?、という向きもあるでしょうが、あながち無関係とも言えません。

 近頃の高級デジタルカメラは、軽自動車が買える価格帯になりました。α1を買うか、新車の軽トラを買うかの時代です。今回は7年目の車検を目前に車を買い替えることにしましたが、次にカメラを買い替えるときは、車を買う時と同じくらいの覚悟が要るかもね。

 余談はさておき、またもや余談です。月末に「新型コロナウイルス・ワクチン接種のご案内」という封書が届きました。赤ベタ白ヌキで「接種券(クーポン券)在中」とあります。中を見てみると……

 剥離シールのクーポン券と「お知らせ」が入ってました。この後に「予約案内」が届くそうです。それまでクーポン券は「大切に保管してください」となっています。その予約案内とやらはすぐ翌日に届きました。(一緒に送ればいいのに)

 後から届いた予約案内には、65 歳以上を対象に4月下旬から始まる接種会場と人数が書かれていました。今回のワクチン供給量は全会場合計で 960 人分だとか。人口が 30 万人以上(高齢者率 26% 超)の自治体で千人にも満たないとは心もとない話です。

ワクチン接種のクーポン券と予約案内
[ワクチン接種のクーポン券と予約案内(供給量の部分を拡大表示)]

 案の定、申込者を対象に抽選だそうです。また、「ワクチンの接種は本人の同意が必要です。強制されるものではありません」とも書かれていました。そりゃこの数じゃあ強制はできんわね。

 割り当てられた数量は少ない、公平を期すために抽選する、抽選の対象は申込者のみ、といったところです。数が少ないのは自治体のせいじゃない、不平不満が出ないように公平にやってますよ、とでも言いたげな内容です。(あまりのお粗末さに落胆と絶句)

 初めの 960 人を選ぶために手間暇と費用をかけて…… もっとほかに賢明なやり方はなかったんでしょうか? これが最初で最後なら話は別だけど、この先ずーっと続くんでしょ。

 「ワクチンの接種始まる」の朗報かと思いきや、先行きが思いやられる暗~いお手紙でした。情報公開は大事だけど、税金を使って市民を落胆させるような施策はやめてほしいですね。(と思わずグチ)

 抽選に申し込む? もちろんヤメです。2%にも満たない当選確率に賭けてでもワクチン接種を先に受けたい人はいるでしょう。その人の妨げになるのは御免です。その代わり、後になって「ワクチンを受けないヤツがいる」なんて言わないでね。(行政による分断と差別化はすでに始まっている)
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