2021/05/01(土)ドライブレコーダーの取付け方_2

 ミラー型のドライブレコーダーにもいろいろあります。一般的な前方カメラ内蔵タイプは、カメラ位置が右寄りと左寄りの違いがあります。運転席から見て左寄りのカメラは、安全ブレーキユニットがモロ映ります。

 右寄りのカメラでもモニター画面の左上にユニットが映り込みます。ちょうど信号の位置と重なったら証拠になりません。ここはやはり前方カメラ分離タイプの一択です。

 内蔵タイプでも気になる機種がありました。前方・後方のほかに左サイドが映せる3カメラ式です。助手席側の扉の前側、ちょうどドアミラーの下あたりに小型のカメラを取付けます。将来的には左右に付ける4カメラ式が出るかもしれませんね。
左サイドが映せるドラレコ
[左サイドカメラ付のドラレコ。360°カメラ付もある]

 超ワイドの後方カメラの特性を活かし、追い越してくる車を感知してミラーの左右に点滅シグナルを表示する機種もあります。見えないところ(死角)が見えるような宣伝文句ですが、実際には見えてるわけではなくて、おそらくこの位置にいるであろうという予測に基づいてシグナルを出します。
追い越し警告が出るドラレコ
 追い越しかけて「やーめた」という車がいたら誤情報になるかも。それとレビューを見る限り、シグナルが出ないケースがままあるようです。やはり自分の目で確認するのがいちばんです。

 ドライバーの視界の左側で点滅信号があれば気づく可能性はありますが、バックミラーを常時見ているわけではないから、この機能はなくてもいいように思います。ルームミラーの反射像と違い、ミラー型モニターの画像は至近距離です。頻繁に見ると年寄の目には負担が掛かりそうです。

 バックミラーを模したモニターで前方を見ることは稀です(私はまず見ません)。分離型の前方カメラを後ろ向きの室内カメラに流用し、前方はカメラ型のドラレコで単独利用する手もありそうです。
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