2021/07/12(月)車内にカーテンレールを取付けた

 車の中で休憩したり仮眠したりするときに、目隠しのカーテンがあると便利です。この歳になって、いまさら寝姿を見られたところで何の実害もありませんが、強い日差しを避け、温度の上昇を抑えて少しでも安息に過ごしたいところです。

 車用の目隠しには大きく分けて2種類あります。サンシェードとカーテンです。サンシェードは窓ごとに吸盤で取付けるのが主流です。エブリィには窓が全部で8枚あります。とくにフロントとリアは面積が大きいので、全てを取付けるのには時間も労力も必要です。

 あー疲れた、ちょっと寝よ……というときに、そんな面倒なことはやってられません。取付け終わったころに眠気が醒めちゃったりして。ここはやはりカーテンがよさげです。

 カーテンの取付方法はいろいろです。カーテンレールで常設するやり方もあれば、通した紐をアンカーに引っ掛けて吊るす簡易なタイプもあります。紐吊り式は紐が緩んでカーテンが下がったり、力を入れ過ぎるとアンカーから紐が外れてしまったりと、扱いに難儀しそうです。

 イレクターパイプで組んだ天井収納にカーテンレールが付けられないか考えてみました。車体にサイドバーを固定しているメタルジョイントに直付けするか、サイドバーに取付けるかのどちらかです。

 手元に短めの金属レールが余っています。透明カーテンを吊るために買ったのですが、天井面が曲がっていて隙間が開くのでプラスチックレールに変更したからです。これを後部座席の窓用に取付けてみました。イレクターパイプに取付金具を噛ませます。

 取付金具は矢崎のではなくスペーシアの棚受金具 (JB-701) です。27.5φ用となっていますが、2枚の金具を噛み合せてネジで締める式なので 28φのイレクターパイプにも問題なく使えます。その棚受金具に壁付け用の金具をネジ留めしてカーテンレールを固定します。

サイドバーにカーテンレールを取付けた
[サイドバーにカーテンレールを取付けた]

 カーテンレールは伸縮式で、0.7m-1.2m の範囲で調節できます。壁付け用金具は外レールと内レールで奥行きが違います。2ヵ所留めれば十分です。前席との境にあるピラーの内装はかなり膨らんでいてレールが当たります。試行錯誤の末、細かい芸をして窓の前端までカバーすることができました。

 金属製でも手で曲げられるレールが市販されています。けど値段が高いからやめました。ニトリの 0.7-1.2m は税込 399 円と、プラスチック製よりも割安です。買わなくてもすでに手元にあるしね。
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