2022/10/15(土)ナビアプリは 128Kbps で動く

 いまはもうない so-net の 0sim は、通信速度が遅くて使い物にならないと悪評でした。WEB サイトがまともに表示できないレベルだったそうです。それでもカーナビに使っていた人は実用できていたみたいで、終了が発表されたときに「残念だ」との声が上がりました。

 そのときの記憶があったので、カーナビアプリは低速でも動くのでは?との思いがありました。調べてみると 30~50Kbps 程度の通信速度でも実用できそうな感じです。povo 2.0 のトッピングなしの通信速度は、最大で 128Kbps です。実際には 60~100Kbps だと推察します。

 povo 2.0 のトッピングが残量ゼロになったところで、ナビアプリが実際に動くかどうかテストしてみました。通信速度は最大 128Kbps です。試しに Google Map の地図をタブレットにダウンロードし、通信できないときでもオフラインで動くようにしました。

 事前に地図がダウンロードしてあれば、通信が切れても GPS 機能だけで現在位置が表示できます。片道 10km 程度の距離でしたが、途中で切れることもなく案内してくれました。帰り道も同様です。

 Yahoo! カーナビは、Android ではオフラインに対応していないみたいです。いずれ試してみるつもりですが、とりあえず Google Map が使えるのは確認できました。

 タブレットを導入した目的のひとつはカーナビ機能です。単独で運用できるようフリー SIM が使えるセルラーモデルにしました。スマホのテザリングで WiFi 環境を創出するのは煩雑です。

 日本国内のキャリアにすべて対応しているタブレットは稀です。とくに中国製の廉価版は、ソフトバンク以外の回線だとまともに使えないものが大半です。(LTE:B1 だけとか)

 3大キャリア対応の機種を購入しましたが、KDDI(au) 回線の povo 2.0 はデータ通信のみで、通話や SMS は不可でした。それでもカーナビアプリがトッピングなしで使えれば御の字です。

 180 日に1回は何かトッピングしないといけませんが、基本料金は月々ゼロ円で維持できます。カーナビ以外で通信が必要なければ、新規契約した mineo の S プラン SIM はなくてもよさそうです。

 家を出る前にテザリングの WiFi 接続でルート設定を済ませておけば、あとは低速通信でも使えます。出先で新ルートを設定するときは、多少の時間を要します。いざとなれば Jelly 2 のテザリングが使えるので、あれこれやってるうちに設定完了です。(やはり S プランは不要かも?)
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