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2008年02月09日の記事

2008/02/09(土)レストランも色々

 一時流行ったレストランウェディングは、このところやや減少傾向にあるようです。新しいゲストハウスやガーデンウェディングの式場が、続々とオープンしているせいかもしれません。挙式形態が多様化している影響もあると思います。

 レストランと一口にいっても、色々な形態があります。お昼のランチをやっているレストランもあれば、結婚式に特化しているところもあります。結婚式専門のところは、結婚式場の披露宴会場と大した違いはありません。天井の高さやフロア面積が違う程度です。
 ところが、「結婚披露パーティーもやらないことはない」といった本物のレストランは、少し勝手が違います。オーナーシェフのこだわりが強く反映されるからです。

 以前、身内の披露パーティーをやったレストランは、お昼にランチをやっているフランス料理のレストランでした。事前に嫌いな食べ物のアンケート調査があり、ゲスト一人一人を別メニューにする、というのです。「嫌いな料理は他にまわすからいい」と言ったんですが、「そういうことをして欲しくない」とシェフが言っているそうで、遠慮なく書かせてもらいました。さすがのシェフも、好き嫌いの激しい注文に、「うーむ、困ったなぁ」とうなっていたそうですが、ホントに別メニューでしたね。
 最初の挨拶で、新郎新婦から「各テーブルを回ってお酌をするのはマナー違反になる」という主旨の話があったので、いつもの披露宴会場の風景とは違った雰囲気のパーティーでした。普通の家庭の年配者には違和感があったかもしれません。でも、皆一様に「料理はおしいかったね」といっていたので、よかったと思います。

 こういう本物志向のレストランでの撮影は、難しいですね。ケーキ入刀もなければ、キャンドルサービスもありません。各テーブルでの談話がメインなので、音声を記録できないカメラは出番がありません。自然な笑顔を狙うには大口径の望遠レンズが必要です。F値の暗いレンズだと手ブレするし、かといってストロボをバンバン焚いたのでは雰囲気が壊れるし・・・
 でも、おいしい料理をじっくり味わうことができました。カウンターの内側が厨房になっていたので、カップルの名前をパウダーシュガーで書いたお皿など、料理がらみの「小物」は忘れずに押えておきましたが・・・

 最近は二次会が流行っているそうです。少し前までレストランウェディングを宣伝していたところが、二次会の宣伝に切り替えていました。ブライダル関係は、皆さんしぶといですね。
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