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2009年09月22日の記事

2009/09/22(火)絵画調のプリント

 結婚式の写真を記念に残すなら、陶板写真のほかにもいろいろあります。クリスタルガラスに彫刻したり、タペストリーにしたりと、いろんなアイテムが用意されています。
 なかでもお奨めなのは、キャンバス地を使った絵画風のプリントです。

 銀塩時代のキャンバス加工は、印画紙の表面を剥離して、キャンバス地に圧着させる技法が一般的でした。表面に保護加工を施せば、長期保存が可能です。
 デジタル時代になって、インクジェットプリンターで直接キャンバス地にプリントする方法が普及します。元の画像を絵画調に加工しておけば、油絵のような仕上りになります。

 デジタル出力は、印刷するベースを紙から布に替えただけのものもあれば、専用のプリンターを使った高級美術印刷もあります。
 もちろん印刷のクォリティーが高ければ、値段も高くなって当然ですが、なかには汎用プリンターで出力しただけなのに、高額な料金を設定しているところがあるので注意が必要です。製作を依頼するときは、どのようなやり方をしているのか、事前にチェックしたほうがよさそうです。

 出力形態が絵画風であれば、サイズは4号とか10号という表示になります。A2やB3といった表示だったら、汎用の大型インクジェットプリンターとみてよいでしょう。価格設定が安い場合も汎用プリンターの可能性が大です。
 絵画サイズの4号は、写真サイズでいうと四切、10号は全紙くらいの大きさです。専用プリンターだと、4号で1万から1万数千円、10号で2万円前後かかります。汎用プリンターなら半額以下で済みます。

 この他に額代が必要です。長いこと飾っておくものだから、あまりケチらずに、そこそこ見栄えのするものにしたいですね。
 日本では、写真を家のなかに飾る習慣があまりないようですが、欧米では家中に額装した写真が溢れているのが普通です。まずは絵画風の写真を飾るところから始めてはどうでしょうか?
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