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2012年07月01日の記事

2012/07/01(日)さあ今度はデジカメだ!

 OS やブラウザのサポート打ち切りに加え、マウスの暴走にまで悩まされてきたノート PC が新しくなって、いよいよ今度はデジタルカメラの更新です。コニミノのナナデジに替わるデジイチを何にするか?そろそろ真剣に考えないと・・・
 個人的にはフルサイズのデジイチが希望なのですが、撮影で飯を食っているわけではないから、菜の花師匠みたいに D800E というのは自分には贅沢な気がします。それよりもなによりも、先立つものがないしね。

 ところで、よくよく考えてみたらフルサイズのデジイチといえば、現時点ではほんの数機種しかないんですね。ニコキャノの D 一桁は業務用途だから別格として、ニコンは D700/D800、キヤノンは 5D2/5D3 ということになります。ミノルタ(じゃなかったソニー)のα900 は、もう中古を探すしかなさそうです。
 巷でフルサイズと騒いでいる割に、選択肢はあまりないのが実情です。(もちろんライカ M9 は論外)

 一眼レフの2大メーカー、ニコキャノとしては、もう少しこの分野で稼ぎたいだろうから、フルサイズは付加価値のある商材として、慎重に出してくるものと推察します。少なくとも自社レンズシステムの強みを活かしたいはずです。そのために普及機を投入するとしても、価格的には旧機種と入れ替わるレベルではないかと思われます。

 一方、フルサイズ対応の現行レンズに乏しいペンタックスは、過去のレンズ資産を充てこんだ汎用タイプのフルサイズで勝負してくる可能性があります。67、645、FA のほかに、A や M、K、さらに M42 マウントまで含めれば、膨大な数のレンズが対象になります。
 オリンパスが PEN や OM ブランドをいまさらながらに持ち出して利用したように、ペンタックスにも一世を風靡した歴史があります。それをテコに活かさない手はないのでは?
 とは言っても現在はリコーの傘下です。どこまで思い切った施策がとれるか、読み切れない部分があります。撮像センサーをどうする?という問題もあるし・・・

 ペンタよりはフルサイズ対応レンズがあるソニーが、どう出てくるか要注目です。トランスルーセントミラーや電子ビューファインダーで、次世代デジイチの方向性を示唆するポジションにあるとみていいでしょう。特に注視したいのは、ミラーレスのフルサイズです。
 E マウントなら、フルサイズ対応レンズの少なさを指摘されることはないはずです。マウントアダプターさえあれば、世界中のほぼすべてのフルサイズ対応の交換レンズが利用可能です。
 ここでも問題は撮像センサーです。ソニーは自社製でいくしかないでしょう。

 各社がどう出るか? どうやら今秋のフォトキナまで様子を見たほうがよさそうですね。
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