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2017年03月21日の記事

2017/03/21(火)現像用保温器で発芽した

 いまとなっては貴重品の現像用保温器で、野菜の種を温めてみました。セルポットに蒔いたのはミニトマトです。サカタのタネが売り出した「アイコ」という品種で、発芽温度は 20~30 度となっています。モノクロ(20 度)・カラー(30 度)兼用の保温器だから、ちょうどいい温度です。

 種を蒔く前に土の温度を測って、コントローラーのつまみが真ん中より低めの設定でよいことを確認しました。発芽温度は 20~30 度だから、25 度が目標値です。昼と夜では気温がかなり違うので、やはり室内で育苗するのがベターです。(写真の右端中央は温度計)


 普通は1ポットに2~3粒撒いて後で間引きするのですが、ひとつのトレイにポットが 20 マスもあるので一粒ずつ蒔きました。オリジナルの品種だけあって一袋に 17 粒しか入っていません。全部蒔いても空きがでます。とりあえず中央の6マスに蒔きました。時期をずらして育苗すれば、長期間にわたって収穫できると考えたからです。初回分からまず2~3苗をゲットする予定です。

 地温が 20 度以上あれば発芽まで4~5日だそうで、5日目に発芽を確認しました。農業も科学ですね。実験室で発芽の研究をやってる気分です。いちおう毎日、地温を測ったり水やりしたりと手間暇をかけてるしね。(手間暇というほどでもないか)


 発芽した後は温度を下げるんだそうです。セルポットごと保温器から外せばいいでしょう。本葉が2枚になったころに大きなポットに植え替えます。その後、第一花房に花芽がついてから定植します。苗がある程度育ってからだから、初めに植え替えるポットは少し大きめのほうがいいかもしれません。収穫までには何かと手間がかかります。
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