2018/02/12(月)2台持ち解消に DSDS は必要?

 通話用のガラケーとデータ通信用のスマホと、2台を使い分けている人は結構いるみたいです。中には私みたいな「電話はケータイだわ」という旧タイプもいるでしょうが、多くはキャリアのカケホーダイと格安データ SIM のいいとこどりが目的のようです。キャリアのスマホは高いからね。

 最近になって、音声 SIM とデータ SIM の2枚挿しができるスマホが増えてきました。デュアルシム (DS) です。とは言ってもいろんな方式があって、日本ではもう使えない 2G の専用スロットも含めて DS を謳う機種があります。音声 SIM の2枚挿しで、両方とも待ち受けできるのをデュアルシム・デュアルスタンバイ(略して DSDS)と言うそうです。片方が 2G 専用でも海外では DSDS です。(気をつけないと)

 現時点で DS 機の多く(というかほとんど)は、片方の nano SIM が Micro SD カードと排他使用になっています。こちらを取ればあちらが使えずで、ROM 容量の小さい機種では辛い選択を迫られます。最近では ROM 容量が 32GB や 64GB の機種が増えてきました。DS 機能にこだわるならこういう機種がお薦めです。

 では、2台持ちの解消には DS 機能は必須でしょうか? 少し前までは、カケホーダイのようなサービスがあるのはキャリアだけでした。しかし今では多くの MVNO から「5分以内」や「10 分以内」で、かけ放題のプランが提供されています。これからさらに多様なサービスが登場すると予想されます。MVNO の音声付 SIM に乗り換えるつもりなら、シングル SIM でもいいわけです。

 キャリアの違いや契約内容によって、一概に「こうだ!」と断定はできませんが、NVNO のかけ放題プランを一通りチェックしてみる価値はあると思います。仕事用の通話と個人用の通話を1台で使い分けたい場合は、DSDS 機の一択となります。それでも個人用で通話のほかにデータ通信も求めるなら、MVNO の音声付 SIM に乗り換えることになります。

 個人的には、かけ放題のプランは全く必要ありません。先月の利用明細を見たら、通話料は 0 円でした。こちらから掛けた通話がたまたまなかっただけですが、あったところで何百円にもならないでしょう。ヘビーユーザーからみたら嘘みたいな話かもしれません。ガラケーのみで、まだ2台持ちじゃないしね。

 信じられないって? ほっといてちょうだい。そのうちスマホ買うから。(ちょっとウンチクを述べたのは、只今検討中の証しだわ)

2018/02/08(木)遠隔地から可能な警告手段は?

 実家の駐車場に無断駐車された画像が送られてきたのに、こちらから対処できる手段がなくてもどかしい思いをしました。監視カメラには実力で阻止したり警告したりする機能はありません。ただ異常があったことを知らせてくれるだけです。なにかいい手立てはないものでしょうか?

 その前にまず監視カメラの能力を強化することです。監視カメラの役割は、事件や事故があったときに画像で証拠を残すことです。メールで静止画像を送ってくるだけでなく、動画で記録を残すことが重要です。今まではモニター画像を見ながら NAS へ録画するボタンを押す必要がありました。これからは常時録画にするつもりです。機材の更新をしないといけません。

 静止画像にせよライブ画像にせよ、インターネットで画を送る方法はいくつかありますが、音声となると手軽な方法はほとんどないのが現状です。無断駐車を見つけても「コラッ!」と怒鳴ることはできないし、「どちらさんですか?」と問いかけることもできません。同じ LAN 上なら方法はあるようですが、遠隔地からは難しいみたいです。相手が受話器を取ったり受信ボタンを押したりしてくれるのなら話は別だけどね。

 監視カメラの動体検知よりも誤作動が少ない人感センサーを使って、自動的に警告を発するやり方はどうでしょう。機械には侵入者と仲間内の区別はできないから、誰彼かまわず警告が出るのは必定です。実家に寄るたびに、自分が仕掛けた装置で警告されるのは願い下げです。異常があったときだけ電源が入る方法があればいいのですが…

 最近では IoT とかいうモノとインターネットをつなぐ技術が話題になっています。家に帰る前に冷暖房や風呂のスイッチを入れたり、冷蔵庫の中身がスマホで管理できたりする技術です。アパート住まいの若い女性の場合は、帰宅前に照明を点けておくことで、尾行者に部屋を特定させないなど、セキュリティーに役立つ利用法もあります。

 そういうときに使うのがスマートコンセントとか呼ばれる装置です。その家の WiFi を利用して、遠隔地からスマホなどで電源を ON-OFF します。警報装置をつなげば遠隔操作が可能です。ひとつ数千円で手に入ります。それを高いとみるか安いとみるかは、使い道によるでしょうね。2,000 円前後の激安品もあるようですが、誤作動や耐久性に不安があるなら避けたほうがいいかもしれません。

 赤ちゃんが泣きだしたときに、離れた部屋で音や光を出し知らせてくれる装置があります。これを応用して、音に反応する送信器を電話器にセット。遠隔地から電話して呼び出し音を鳴らし、別の場所の受信器(警報器)を作動させることも可能です。誰かから頻繁に電話が掛かってこないのが前提です。ウチの実家なんかは、まず電話が掛かってくることはないし、生活音で誤作動することもないので使える手かもね。予算は 5,000 円ほど。電話には誰も出ないから通話料は不要です。

2018/02/07(水)無断駐車に対処する方法は?

 先日、無人の実家に設置してある監視カメラから異常を知らせるメールがありました。大抵は急に晴れて電柱の影が出きたとか、風でゴミや落ち葉が舞ったなどの自然現象がほとんどです。でも今回は違いました。見知らぬ車が駐車場に停まっています。女の人が道路のほうに歩いていく静止画像が添付されていました。

 どこの誰だろう? しばらくしてモニターを見たら、今度は隣に工事用と思われる小型トラックがその横に停まっていました。近所で工事している家があるのかしら? モニター画面をずーっと監視しているわけにはいかないけど、ライブ画像は表示したままにしておきました。用事をしている間にトラックのほうは立ち去ったようです。

無断駐車の画像

 その後、中年女性と思しき4人連れが道路を渡って実家のほうへ歩いてきました。全員が乗り込んだ後、バックでそのまま立ち去りました。おいおい、入り口のロープは誰が張るんだい! 停めるときに勝手に外しておいてそのままドロンです。(なんて奴らだ)

 証拠はないし、問い合わせもしていないから確証はないけど、おそらく近所の飲食店の客だと思います。昼時に駐車場が満杯で、配達がてら戻ってきた店の人が停められずに困っているときは、「1台だけなら停めてもいいよ」と言ってあります。でもそれは店の人だけです。名前も住所もわからない第三者に使わせるのは拡大解釈です。(何かあったときは誰が責任とるの?)

 結局、翌日立ち寄ってみたら、入り口のロープは外されたままでした。次回昼飯にでも立ち寄った時に、客には停めさせないように言うつもりです。一度でも使わせると、「自分は客だ」「いつも利用してやってるのに」と、勝手に停める輩が出ないとも限りません。それにしても無断駐車をしているのがわかっているのに、何も打つ手がないのはもどかしいものですね。近所の飲食店が停めさせたのかもしれないから、うかつに 110 番はできません。

 そこで、実家の監視カメラを強化することにしました。現在5台で家の内外をフォローしていますが、道路側の駐車場を映すカメラは1台だけです。映っているのはお向かいの家までで、2軒隣の飲食店は視野の外です。常時録画はしていません。チェックポイントに動きがあると、静止画像付きのメールで知らせてくるだけです。

 もう少し広い範囲まで映せると、飲食店までカバーできます。そこの客が停めたかどうかはっきりすれば申し入れできるし、場合によっては全面的に断ることも可能です。そこの大家が駐車場を貸してくれと、うるさく言ってきているのを頑として断っている手前、拡大解釈で安易に停められてはこちらの立場がないからね。

 そこの飲食店も少し離れた駐車場に無断駐車されて困っているみたいです。店に誰も客がいないのに駐車場が満杯だった、なんて愚痴を言ってましたっけ。きっとその店を利用したことのある客が勝手に停めたんだと思います。みんな「オレは客だ」「いつも利用してやってる」という意識からでしょうね。実家の駐車場まで「オレは客だ」で使われたんじゃあ、たまったもんじゃありません。
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