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2018年08月02日の記事

2018/08/02(木)4K モニターと 4K テレビの違い

 この前の台風は風だけで、雨はほとんど降りませんでした。家庭菜園では、とうとう地植えのワイルドストロベリーまでが枯れ果てる始末です。ずいぶん前から実家のセキュリティー強化で防犯カメラを更新する計画でしたが、この暑さではとてもその気になれませんね。

 いつになるかはわかりませんが、その時には自宅の 23 型フル HD モニターを移設する予定です。実家にあるのは 17 インチのスクェアタイプだから、1080P のカメラをモニターするのには不適です。後釜に 4K モニターを入れるつもりで、いろいろ調べていくうちにいくつか問題が出てきました。

 まず第一に、PC 環境が 4K に対応していないこと。4K モニターにストレートで表示できるのは、あの非力な CELERON 搭載の INTEL NUC だけです(ひょっして実家に持っていくかも?)。デスクトップはグラボを追加しないといけません。CPU は旧タイプの Phenom II なので、そろそろ中身を更新するつもりでいました。当面グラボだけ追加してしのぐか、それともすべてリニューアルするか迷うところです。

 どうせなら 30 インチ以上の大型モニターにして、テレビ代わりに使うつもりでしたが、ここにも問題が潜んでいました。フル HD モニターと違い、4K モニターの場合は、ほとんどのソースを拡大表示することになります。4K 対応テレビは「超解像技術」とかいうアップコンバート機能で、拡大時のボケを軽減しています。ところが PC モニターの多くはこれに対応していないのが実情です。

 PC モニターをテレビの代わりに使う場合は、4K である意味がほとんどない(というか、デメリットのほうが多い)気がしてきました。いまのところドットバイドットで 4K 表示できるコンテンツはほとんどありません。地デジ放送に至ってはフル HD ですらないのが実情です。アップコンバート機能のない PC モニターで 4K 表示させるのは、かえって画質を落とすだけのような気がします。では 4K 対応テレビにすればいいかというと…

 テレビ放送はそこそこきれいに見えますが、パソコンとの接続が HDMI に限られるのが難点です。ごく一部の機種に D-SUB アナログ端子があるだけで、ディスプレイポートなんて今風の端子がついたのは皆無です。HDMI でつなげばパソコンからの表示ができないことはない…といったレベルのお話です。

 それと4K 対応テレビは最低でも 40 インチ以上です。最近の型では 43 インチ以上となります。PC モニターのように 20 インチ台から選べるという自由度はないわけです。我が家の場合は、40 インチ台が置ける場所は一ヵ所しかありません。以前ブラウン管式テレビが置いてあった場所です。(やっぱりテレビか)

 でも、ここに置くとしてもこちらの要望は PC モニターなんだわね。あとで悔しい思いをしないように、32 インチあたりを検討中です。無理やり 40 インチ台を置くよりすんなり収まるし、32 インチ以下ならほかの場所にも移動できます。PC モニターとテレビは所詮別モノと割り切ったほうがいいのはわかっていても、代用できるものはしたいと思うのは、家が狭いからでしょうね。
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