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2018年08月27日の記事

2018/08/27(月)使っていない Windows7 を利用

 新しくデスクトップ機を自作しました。前の PC の Windows10 Pro を新しいほうに移植したので、前の PC の OS はもう使えなくなりました。作動するでしょうが、ライセンス認証がされないので使い続けると不都合が生じます。

 前のデスクトップ機は、普段使っているノート PC にトラブルがあったときの非常用で、アップデートのために月に1~2回立ち上げるだけでした。大事なデータはありません。例によって無償版の Ubuntu でも入れておこうかと考えていましたが、ふと別のアイデアを思いつきました。

 パソコンのスペックを見ると、拡張メモリは DDR3 で 4GB となっています。いまさら DDR3 のメモリを追加購入する気はないから、次に組み直すまでこのままです。だったら今はもう使っていない Windowa7 Home 32bit 版でもいいのでは?と考えました。古いノートの XP をアップグレードするために購入した DSP 版です。32bit 版はメモリの最大容量が 4GB までです。

 Windows7 のインストールツールは Microsoft のサイトからダウンロードできます。今回は空の DVD-R メディアがどこに仕舞ったのやら見当たらなかったので、元本の DVD からインストールしました。HDD 内の Windows10 Pro はもう使えないから、そのままにしておいてクリーンインストールです。懐かしい画面が現れて、インストールそのものは 30 分ほどで済みます。ただし、そのあとのアップデートにしっかり時間が掛かります。(アップデートのファイル数は 123 個でした)

 この 32bit 版の Win7 Home は、最初は古いノートの XP をアップグレードするのに使い、次は家内の旧ノートがハングしたとき復活させるのに使い、今度が3回目の利用になります。それでも前の PC は既に使用を停止しているので、ライセンスの認証はすんなり済みました。

 Windows7 の延長サポートは 2020 年1月で終了となります。あと1年4ヵ月ちょっと。サポートが終了しても PC が動かなくなるわけじゃないし、予備機の延命策としてはよい選択だと思います。個人的には、おそらく ATX 規格のミドルタワーケースで組み直すことはもうないだろうと踏んでいます。これが最後のご奉公になるかも?

 新しく組んだ Mini-ITX のほうは CPU が INTEL の Coffee Lake-S だから、前世代とは互換性はありません。LGA1151 ソケットは形状は同じでも対応するチップセットが前世代とは違います。次世代の Core i 9000 番代は、まだ詳細が不明ですが、仮にソケットは同じでも電気的なピン配列が違えば互換性がないことになります。今回組んだ PC はたぶん1台限りの「一代限り」でしょうね。
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