メッセージ

2019年10月17日の記事

2019/10/17(木)待った甲斐なしの 2.8mm レンズ

 深圳からようやく届いた 2.8mm M12 マウントレンズを既存の 3.6mm と交換してみました。結果的には、前に国内在庫で取り寄せた 2.8mm レンズと大きな差はありませんでした。フロントプロテクターのせいで、左右が大きくケラレます。

 超広角といっても 2.8mm 程度の焦点距離で左右が丸くカットされては、精神的に苦痛です。フロントプロテクターを外すしか解決方法はなさそうです。内部ユニットを少し前に出したせいで、フロントプロテクターに LED が当たり、ネジを締めたらガラスにヒビが入ってしまいました。この際、ガラス部分を交換することにしました。測ってみたら 49mm 径のフィルターがピッタリはまりそうです。

 レンズが少し奥に引っ込んでいるため、フロントプロテクターのガラス部分を撤去しても四隅がケラレます。やけくそで焦点距離がもっと短い 2.1mm レンズに替えてみました。このレンズは価格がちょっと高かったせいか、イメージサークルのケラレはありません。レンズの先端が前に出た関係で、フィルター枠によるケラレはわずかです。(枠をちょっと削ればなくなる程度)

レンズを 2.1mm に交換してみた
[左は既製品の 3.6mm 付、右が 2.1mm に交換してプロテクターを加工したもの]

 レンズが 3.6mm から 2.1mm に替わり、画角が一気に広がりました。レンズの先端が奥まっていると、焦点距離が長くてもケラレることがあります。この 2.1mm はレンズ先端が前に出る仕様でケラレが少なく済みました。なんでもやってみないとわかりませんね。これでいくことにしましょう。

 このカメラは、IE ブラウザ経由で各種設定を変えることができます。夜間モードは、モノクロにせずに日昼のカラーモードのままにもできます。赤外線 LED は点きますが、カメラ内部のコードを外せば点灯しなくなります。明暗センサーの機能を切ることも可能です。(前部ユニットのコネクターを2ヵ所外すだけ)

 夜間に赤外線 LED が点灯するとカメラの存在感が増して防犯効果が高まります。ただし、フロントプロテクターを外して1枚ガラスのフィルターに交換したことで、LED の光がもろレンズに干渉します。今回は赤外線 LED が点灯しないようにしました。前回の加工に比べて遮光幕を張らずに済んだぶん楽させてもらいました。
OK キャンセル 確認 その他