2019/10/29(火)屋外の防犯ライトを検討する_5

 駐車場の奥のほうを照らしていた LED ライトを分離して、12V から 9V に電圧を下げました。その下の 7.5V は暗すぎて実用になりません。これで道路側の街路灯とほぼ同じ明るさになりました。青みがかった街路灯と、黄みがかった駐車場の LED ライトと… 色のコントラストが実にいい感じです。(感じより防犯だよ!防犯!)

 玄関の門扉を照らすライトには、無段階調光できる電源部を充てました。道路側を照らすライトもつながってます。AC100V 電源のそばに使っていないプルボックスがあったので、防雨機能のないパーツをその中に押し込みました。

使ってないプルボックスを利用
[現在使っているのは右のメーターだけ。プルボックスと左のメーターボックスは空き]

 防犯が目当てだから 12V のままでもいいけど、わが家だけ煌々としてるとご近所から浮きます。ボリューム式のノブを回して、控え目モードにしておきました。馴染んだ頃に少しずつ明るくしていく作戦です。(なにが作戦だい!根性なし!)

 道路側に1灯向けただけで、防犯カメラの映像に変化が出ました。あと1灯余ってるから、追加しますか。駐車場の1灯を分離したおかげで、延長コードも1本余ってます。(どこに付けようかな)

 あまりカメラ寄りを照らすと、ピントがそちらに移動して遠景がボケます。オートフォーカスも良し悪しですね。赤外線 LED のモノクロモードみたいに、遠景ボケボケに逆戻りは御免です。ピント調整がマニュアル式の PTZ 機もあるようですが、そのために買い替えるのはバカバカしいし…

 わが家の防犯対策に刺激されて、お向かいが門灯を付けてくれるとありがたいけど、就寝時に玄関灯を消してるようじゃ期待薄です。ここは孤軍奮闘するしかなさそうです。ご近所さんに「もうちょっと明るいといいね」なんて言われたら、控え目モードをやめて、もう全開だわ。

2019/10/27(日)屋外の防犯ライトを検討する_4

 防犯ライトの電圧を下げるには二つのタイプがあります。3~12V をフレキシブルに変えられるのと、クリック式で電圧を切り替えるのとあって、どちらも千円以下で入手できました。

電圧を可変できる AC アダプター
[左のボリューム式は電圧によって左下のインジケーターの明るさも変わる]

 電圧を連続可変できるタイプは、小型モーターや水槽の水中ポンプをコントロールするのが本来の使用法です。LED ライトに使えるかどうか疑問でしたが、ちゃんと点きました。ボリュームを 3V より下に回すと電源 OFF となります。中間スイッチが要らないぶんお得です。

 クリック式は 3V~12V の7段階が選択できるようになってました。 12V にしたときだけライトが点滅します。12V は「ルーター用」と注釈がついていたから、そういう仕様なのかと思ったら、あれこれやってるうちに普通に点灯するようになりました。どうなってるんでしょう。(不思議です)

 12V のほかに常夜灯として利用できるのは 9V か 7.5V ですが、7.5V は光量が一気に落ちて豆球並みの暗さです。6V 以下では点灯すらしませんでした。9V で消費電力は半分以下まで下がります。やはり LED は白熱電球とは違いますね。 

 どちらも防雨タイプではないから、プルボックスに入れるなどの対策が必要です。電源部は安く買えても、周辺パーツまで含めると高くつきそうです。ライト本体は低電圧でも元は 100V の AC 電源です。安全対策は万全でないといけません。

2019/10/26(土)屋外の防犯ライトを検討する_3

 LED の 3W で明るすぎるとは、いかにも贅沢な話です。一般的に防犯灯は明るいほどその効果が高いはずです。それを抑えようなんて、間違ってやしませんかね。

 常夜灯はほんのりさりげなく…というのは、白熱電球全盛時代の古い感覚です。明るさを求めると、半日ほど点けっぱなしの常夜灯だけに電気代がかさみます。できれば 100W でいきたいけど 30W で我慢するか、なんてところでしょうね。 20W では便所の電灯だし、見栄を張って 30W にするのがせいぜいだったようです。

 玄関周りの照明がほんのりしているイメージが強いのは、全世紀の遺物なのかもしれません。ご近所の玄関周りが暗いのは、こうした事情が関係していそうです。北隣の玄関灯は 20W の蛍光灯です。灯具が壊れるまでたぶん変わらないでしょう。お向かいの玄関灯はほんのり明るい白熱球で、夜中になると消灯してしまいます。節電で就寝時に消してるのかも?(全然防犯じゃない)

 南隣の家は、玄関灯も門灯も消したままです。センサーライトを付けたからでしょうか? 前は車を駐車場から出し入れするときに点灯したので重宝したけど、いまは壊れてるのか点きません。敷地内に侵入されたときしか点かないように調整したのかもね。これはこれで防犯上は賢い選択だと思います。(真っ暗なところでいきなりバッ!)

 近くで明るい照明といえば、駐車場の出入口に立つ電柱の防犯灯と、やけに明るい我が家の玄関灯くらいです。風呂場のリフォームで余った透明ガラスのグローブを流用したため、玄関の常夜灯は市販の一般的な照明器具よりもかなり明るいです。(もう眩しいくらい)

 賊を寄せ付けないのは、暗い照明より明るい照明に軍配が上がるはずです。そこへ門扉を照らす LED ライトを追加したから、玄関周りは煌々としています。防犯カメラの画像を見ても明るいこと。これでは賊もおいそれとは近づけないでしょう。ウチの玄関が明るいからといって、近所迷惑にはならないと思います。なにも遠慮することはないのでは?

 とはいえ、電圧を下げることで明るさを少し抑えられれば、電気代の節約につながります。善は急げで、さっそく試してみることにしました。国内大手メーカーのは結構なお値段で、4灯キットの購入価格を超えてしまいます。ここはやはり格安の中華ものでいくことにしました。
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