2019/12/14(土)スマホ制御の投光器に替えてみた

 10W の LED 投光器をスマホのアプリで色彩や明るさをコントロールする投光器に替えてみました。Bluetooth を使ってペアリングします。初めにアクセスするときは、ある程度近くに寄らないとうまくいきませんが、ペアリングした後は 10m 以内であれば制御できます。室内から設定が変えられるのは便利です。

 複数台を個別でも同時でもコントロールできるとのフレコミですが、1台しかないからうまくいくかどうかは不明です。価格的には安い部類の製品だったから追加購入してもいいけど、とにかく筐体がデカイんだわね。30W(実際は 24W)と言いながら大光量級のサイズです。入れ替えた 10W の投光器と比べると4倍ほどの大きさです。

LED投光器

 それと、当初期待していた色温度変換モードが使えませんでした。アプリの基本画面では表示されるのに、製品とペアリングした途端に昼白色だけの画面に変わってしまいます。電球色にしたかったのに残念な結果でした。説明書には色温度変換モードの写真が載っているのに…

 出品業者に問い合わせしているうちに2回も値上げされたから、追加購入は見送りました。10 日くらいの間に5割以上も値上げするなんて…、それはないと思いますよ。「超人」先生の言葉を借りれば、「それは『買うな!』ということだて」だわ。(出た!久々の「超人」先生)

 結果的には買わなくて正解でした。2週間ほど前に注文してあった変圧パーツが、ようやく中国から届きました。テストしたみた結果、10W 投光器2台のうち1台が比較的うまくコントロールできたからです。同じメーカー、同じ型式のもう1台は、少し電圧を下げただけで点滅します。不思議ですね。

 ワットモニターで測ってみたら、最初に買った投光器は 7.8W、後で買ったほうは 10.5W でした。使用パーツが変わったみたいです。変圧で光量が下げられたのは、最初に買ったほうです。個人的には消費電力を抑えたいので、10W なくても問題なしです。追加購入したほうはスイッチをかませて、普通の投光器として使うことにしました。

 それにしてもサイリスタ式の調光パーツが 195 円で手に入るとは…。しかも中国からの送料込みだから驚きです。恐るべし中華パワー、恐るべし China post。日本製品が負けるはずだわ。

2019/12/02(月)LEDライトをスマホで制御する

 裏庭の照明に LED 投光器を取り付けました。AC100V 仕様で 10W です。常夜灯にするにはかなり明るいですね。防犯カメラはもっと少ない光でもカラーで映ります。電気代の問題もあるし、光量ダウンのため電圧を落としてみました。

 普及型の小型の変圧器は、実際に電圧を下げているわけではありません。交流のサイン波をカットして、疑似的に電圧が下がったように見せているだけです。サイリスタ調光とか PWM 調光とかいうやつです。手元の変圧器をテスターで測ってみると、ボリュームを回しても電圧は 100V のままでした。

 ある程度までサイン波をカットして間引きすると、下側をすべてカットして上だけで調節する製品もあります。一口に PWM 調光といっても製品によって特性はまちまちです。オシロスコープがあれば、自分の目で確認できますが、私は持ってないので場当たり的にテストするしかありません。

 LED ライトは、定格電圧でないと正常に点灯しない場合が多いようです。元々が直流低電圧で点くパーツなので、AC100V 仕様だと器具の内部で DC に変換しています。それに LED の特性が絡んで、変圧器との組み合わせによって様々な症状が出ます。

 同じ製品でもロッドが違うと、まったく異なる反応をすることがあります。いま設置してある 10W 投光器は電圧を下げていくと、1台は点滅を始め、もう1台は極端に光量が落ちます。両方の症状が出ないところまでしか下げられないので、常夜灯としてはかなり明るい状態です。

 そんな悩みを解決してくれそうなのが、スマホのアプリで光量をコントロールできる投光器です。スマートスピーカーと連動して明るさや色彩を変えられる電球がありますが、それの野外版みたいなもんです。実際の用途は、野外パーティーなどでのムード照明みたいです。

 テスト的に購入したのは、Bluetooth を使ってスマホのアプリで制御する投光器です。この手の製品のほとんどはリモコン式ですが、電球色が選べないのでアプリ方式のを選びました。事前にアプリをチェックした感じでは、うまくいきそうだったのですが…

 実際に投光器とペアリングすると、それまで表示されていた色温度調節の画面が出ずに、昼白色の光量調節の画面に変わります。3000K の電球色は選べませんでした。仕方がないので、RGB カラー画面から電球色に近い中間色を作りました。これが微妙で大変だわ。でもリモコン式は単純に RGB の固定色と白色だけです。調節できるだけまだましかも。

 明るさは 5-100% の範囲で変えられます。5% にしてもフリッカーは出ませんでした。フルパワーの 30W はオーバースペックですが、光量が絞れるので十分実用できます。ワットモニターで測ったら、5% で 1.5W、10% で 1.8W、20% で 2.5W でした。20% でも結構明るいですね。

 防水性は IP66 とか謳ってますが、バラシてみた感じではパッキンなどなく怪しそうです。隙間をパテ埋めしてから取り付けることにしました。野外パーティーの時はフルパワーでいきますか。音楽に合わせて色彩が目まぐるしく変わるモードもあるし…(それこそ近所迷惑だわ)
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