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2022年09月24日の記事

2022/09/24(土)フリー SIM の構成を検討する_2

 格安のフリー SIM をどれにするか検討するときは、月々の基本料金やパケットの追加料金、オプションの内容などが中心になります。

 ほとんどがドコモ・ソフトバンク・au(KDDI) の3大キャリアの回線を借りて運用しています。ここでチェックしておきたいのは、使いたい機種がどのキャリアに対応しているか?です。

 通信の規格には 3G/4G/5G があります。5G はこれからの規格で普及はまだまだです。3G は停止が迫っていて、au は今年3月に終了しました。ソフトバンクは 24 年春、ドコモも 27 年には終わる予定です。(ドコモの FOMA は1月に終了、現行は FOMA+のみ)

 現時点で実用性があるのは 4G(LTE) です。海外メーカーでも日本向けの機種は対応していますが、キャリアから提供されている機種は、他社の回線に対応していないものがあるので要注意です。

 4G(LTE) は FDD-LTE と表示されることが多いです。国内で使われている主なバンドは、ドコモが B1/B3/B19/B28、ソフトバンクが B1/B3/B8/B28、au が B1/B18/B26 です。

 B1 に対応していればキャリアがどこでも使えそうですが、実際には地域や環境によってつながらない場合があります。とくにローカル地域、建物の中や地下街などは、プラチナバンドと呼ばれる周波数の低いバンドに対応していないと通信が安定しません。

 この辺りはあまり話題にされないので、気にしない人が多いみたいですが、機種選定やキャリアの選択には大事な要素です。

 スマホにはあまり詳しくないけど、購入時には対応バンドが多い機種を選ぶようにしています。将来的にどのキャリアの回線に替えるかわからないからです。

 最初に買った ZenFone 4 Max も対応バンドが広い機種でした。B1/B3/B8/B18/B19/B26/B28 に対応しています。ガラケーから乗り換えた jelly 2 も同様です。なんでも来い!です。

 先月購入したタブレットは、B1/B3/B8/B18/B19/B26/B28 が使えます。中国製にしては珍しく、日本向けの仕様になっています。それでも au はデータ通信のみで、通話(電話)と SMS はダメでした。VoLTE に対応してないからでしょう。

 バンド数だけでは判断できないのがこの問題の難しいところです。タブレットで電話するこはないからいいけど、これがスマホだったら終わってます。

 モバイル機器が3台にフリー SIM が3社で4枚。通話はできないけど SMS 付のデータ SIM もあれば、機種依存でデータ通信しかできない通話 SIM もあります。

 もう頭の中がこんがらがって、収拾がつかない状態です。どういう構成にするのがいいか、ひとつひとつ理詰めでいくしかないでしょうね。
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