2021/04/30(金)ドライブレコーダーの取付け方

 新しくきたエブリィバンには、今までなかったドライブレコーダーを取付けるつもりです。前方だけでなく後方も録画できるタイプがよさげです。近頃は煽り運転がなにかと話題になっています。煽られるのは、普通は後ろからが多いよね。

 何かあったときのために録画するだけでは、何もなかったら設備投資と使ったエネルギーが無駄になります。普段から利用できる、あるいは運転中に役に立つタイプはないか調べてみました。

 前方は記録するだけでいいとして、後方はモニターか何かで画像が見られると便利です。純正カーナビなんて金食い虫はつけてないし、いまある社外品のカーナビには画像の入力端子がないのでモニターとしては使えません。

 最初は選択肢に入れてなかったバックミラー型のドラレコは、ほとんどが後方も見られる2カメラが主流です。たいていはミラー本体に前方カメラが内蔵されていて、それに後方カメラをケーブルでつなぐ形式です。

前方カメラ内蔵のミラー型ドラレコ
[バックミラーに括り付けるタイプ(左)と交換するタイプ(右)]

 ここで問題になる点がいくつかあります。まず、エブリィの2カメラ式安全ブレーキユニットが思ったよりも大きく、前方カメラの視界と干渉することです。多くはバックミラーの前面に取付ける方式なので、フロントガラスとの距離が開いてしまうのが主な原因です。

 そこでミラー型本体に前方カメラが内蔵されていない分離型を探してみました。乗り手が変わるとミラーの向きも変わります。一体型はカメラの視界が定まらないため、カメラの向きを固定できる分離型が販売されています。

カメラ分離式のミラー型ドラレコ
[前方カメラが本体に内蔵されていない分離型]

 ウチの場合は乗り手は一人ですが、安全ブレーキユニットと干渉しない位置に前方カメラを取付けるためには分離型しか選択肢がなさそうです。ミラー型本体はモニター兼レコーダーとして使います。

 ということは、ミラー型本体は運転席周りのどこかにあればいいわけです。バックミラーに括り付けると、後方カメラは超ワイドレンズだから遠近感が狂います。できれば純正ルームミラーはつぶさずに残しておきたいところです。

 後方カメラの超ワイド画像と平面ミラーの反射像の両方が見られるように、取付方法を検討してみることにしました。(続く)

2021/04/29(木)車の任意保険は中断証明を使った

 注文しておいたエブリィバンは予想していたより早く今月中旬に届きました。こちらから取りに行ったので「届いた」という表現は微妙ですが、すべてはコスト削減のためです。自宅までの配送を依頼すると 7,700 円掛かります。

 車庫届も自分で済ませました。普通車を購入するときは事前に車庫証明が必要ですが、軽自動車の場合は車検証が届いた後で車庫届を出す決まりです。これもディーラーに頼むと費用が発生します。

 警察署に車庫届を出さなくても車は買えます。でもディーラーから購入すると「まだですか」としつこく言われます。任意保険の関係で車検証のコピーを先にもらっていたので、車を受け取る前に手続きを済ませておきました。待ち時間は2時間ほどでした(届出時間が遅いと2日がかり)。

 亡くなった家内の任意保険は国内中断扱いにしてありました。ノンフリート等級は 19 等級です。私の保険と入れ替えることもできましたが、その場合は私の保険は解約扱いになるそうです。軽トラとの2台持ちになるかもと考えて、中断を選びました。(保証期間は 10 年間)

 新しい車にはその中断中の保険を使いました。家内名義のままなのでインターネットでの手続きはできず、電話でのやりとりとなります。インターネット割引と保険証不発行割引(合計 10,500 円)は適用外です。

 それでもスペーシアに掛けてる保険と金額的には似たようなもんでした。新車だから車両保険を「限定」ではなく「一般」にした関係で、かなり高くなると踏んでたのに拍子抜けです。(さすが 19 等級?)

 新車割引があるし、初回は年間走行距離を 3000km 以内とみなして算出されます。車種や安全装置の有無によっても違うしね。ちなみに軽自動車の型式別料率クラスは、対人・対物など項目ごとに3段階(普通車は 17 段階)、軽四貨物車は料率クラスの対象外です。

 車両保険の「新車特約」は、初年度はあまり意味を持ちません。年を経るごとに評価価値が下がる分を補填するのが趣旨だからです。初年度は車両価格を購入価格に近い金額にしておけば同じことです。もちろんパスです。

 三井ダイレクトは去年から自転車賠償特約が追加されました。以前はなかったので別の保険に加入しています。私が入っている保険は自転車事故だけでなく、道で誤って人にケガさせたときも保障されます。黙っていると自動的にセットされることがあるので要注意です。

 いま乗ってる車は車検を受けず売却する予定です。そのときは任意保険を解約せずに中断扱いにします。今度は私名義の中断証明だから、次回に契約するときはインターネットで手続きできます。

 中断中の保険があると、車を買い替えるときに融通性が増します。今回は中断中の保険のほうがノンフリート等級が上だったので保険料を抑えられました。2台持ちでなくても近い等級であれば交互に中断する方法もありそうです。

2021/04/01(木)コロナワクチンの接種券が届いた

 先月後半は自家用車の買い替えの話が続きました。「写真は科学だ」とコキながら車の話はどうだえ?、という向きもあるでしょうが、あながち無関係とも言えません。

 近頃の高級デジタルカメラは、軽自動車が買える価格帯になりました。α1を買うか、新車の軽トラを買うかの時代です。今回は7年目の車検を目前に車を買い替えることにしましたが、次にカメラを買い替えるときは、車を買う時と同じくらいの覚悟が要るかもね。

 余談はさておき、またもや余談です。月末に「新型コロナウイルス・ワクチン接種のご案内」という封書が届きました。赤ベタ白ヌキで「接種券(クーポン券)在中」とあります。中を見てみると……

 剥離シールのクーポン券と「お知らせ」が入ってました。この後に「予約案内」が届くそうです。それまでクーポン券は「大切に保管してください」となっています。その予約案内とやらはすぐ翌日に届きました。(一緒に送ればいいのに)

 後から届いた予約案内には、65 歳以上を対象に4月下旬から始まる接種会場と人数が書かれていました。今回のワクチン供給量は全会場合計で 960 人分だとか。人口が 30 万人以上(高齢者率 26% 超)の自治体で千人にも満たないとは心もとない話です。

ワクチン接種のクーポン券と予約案内
[ワクチン接種のクーポン券と予約案内(供給量の部分を拡大表示)]

 案の定、申込者を対象に抽選だそうです。また、「ワクチンの接種は本人の同意が必要です。強制されるものではありません」とも書かれていました。そりゃこの数じゃあ強制はできんわね。

 割り当てられた数量は少ない、公平を期すために抽選する、抽選の対象は申込者のみ、といったところです。数が少ないのは自治体のせいじゃない、不平不満が出ないように公平にやってますよ、とでも言いたげな内容です。(あまりのお粗末さに落胆と絶句)

 初めの 960 人を選ぶために手間暇と費用をかけて…… もっとほかに賢明なやり方はなかったんでしょうか? これが最初で最後なら話は別だけど、この先ずーっと続くんでしょ。

 「ワクチンの接種始まる」の朗報かと思いきや、先行きが思いやられる暗~いお手紙でした。情報公開は大事だけど、税金を使って市民を落胆させるような施策はやめてほしいですね。(と思わずグチ)

 抽選に申し込む? もちろんヤメです。2%にも満たない当選確率に賭けてでもワクチン接種を先に受けたい人はいるでしょう。その人の妨げになるのは御免です。その代わり、後になって「ワクチンを受けないヤツがいる」なんて言わないでね。(行政による分断と差別化はすでに始まっている)
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