2021/07/31(土)室内カメラの固定方法を変更した

 試行錯誤の末、ようやく天井レールを追加することができました。間仕切り用に用意した遮光カーテンは、40cm ほど幅にゆとりがあるぶんボリュームがあります。束ねたときどうするかなど、細かい作業はこれからです。

 車の装備は、急ブレーキや衝突時の衝撃で外れない安全性が求められます。上下・左右・前後に掛かる力に耐えられるよう配慮する必要があります。前後のズレを防ぐため、透明カーテンのレールを留めているクリップと2本目のレールをエーモンの金具で連結しました。

 天井材にはマジックテープの雄側(フック面)がくっつきます。長さがあるから少しくらいの衝撃では剥がれないと踏んで貼り付けましたが、ネットで仕入れた長尺ものは百均のテープよりも接着力が弱くてすぐに剥がれます。

 仕方がないので、マジックテープの雌側を天井側にも点々と貼り付けました(これでどうだい!)。かなりの衝撃にも耐えられそうです。これが外れるようなら乗ってる人はおそらくお陀仏でしょうね。(ナンマンダブ)

 ドラレコの室内カメラは前回、後部座席寄りに後退させましたが、遮光カーテンを運転席側に引き回すと干渉します。金具の位置を調節して少し前方に戻しました。座席をリクライニングしなければヘッドレストの一部が映る程度です。

 いままで室内カメラはテグスで上方に引っ張り上げて上下のブレを抑えていました。遮光カーテンは両開きだから、真ん中にテグスを通しても支障はなさそうです。でも中央のクリップに下方への力が集中するのは避けたい心境です。そこで別のやり方で支えることにしました。

 室内カメラの支持方法を変更した
[室内カメラの支持方法を変更した]

 エーモンの取付金具(長尺の黒)を利用して、今度は下方へ押し下げるようにカメラのアームと接続しました。固定というほどガッチリしていませんが、絶えず上への反発力が働き、運転中のカメラの振動を軽減できそうです。

 この金具は2本目のカーテンレールの支持にも役立ちます。取付金具には上に押し上げる力が働くので、レールが下がったりずれたりするのを防げます。レールと金具は強力両面テープで接着しました。

 悪路での走行テストはまだしていませんが、通常運転で画像のブレはある程度抑えられると思います。カメラを支持せずに宙ぶらりんの状態で走ったときは、上下に激しくブレて悲惨なものでした。何らかの形でカメラを支えるのは必須です。

 オーバーヘッドシェルフや天井材に穴あけ加工すれば、もっとしっかり固定できるかもしれません。でも、まだ新車のうちだから、しばらくは過激な加工はしないつもりです。今回も全部取り外したら元の状態に戻せるレベルに留めておきました。

2021/07/30(金)天井のカーテンレールを追加する

 このところずーっと車の改装の話ばかりです。「なにが写真は科学だ」とご批判の向きもあるでしょうが、いったん始めたら最後までやり遂げないと気が済まないタチなので、いましばらくご勘弁願います。(そのうち飽きるわさ)

 後部座席にカーテンレールを取付けた次は、間仕切りカーテン用の天井レールの「複線化」です。天井のバカ穴を利用してプラスチックのカーテンレールを付け、いまは透明のカーテン(シャワー用)を吊っています。それを遮光カーテンとのダブルにしようという計画です。

天井の既設レールは透明カーテン用
[天井の既設レールは透明カーテン用]

 透明のカーテンを外して遮光カーテンに付け替えれば、いまのままでもいいのですが、かなり面倒です。外した透明カーテンをどうする?という問題もあります。付け替える遮光カーテンが置いてあった場所にしまえばいいって? 名案ですね。(迷案…)

 車というのは無精の権化みたいなもんです。歩いて行けばいいのに近くの買い物も車で行く。窓を開ければいいのにいつもエアコンをかける。無精な人間にとってこれほど便利なアイテムはありません。そのうち運転までもが自動に……

 てなことで、カーテンの付け替えは却下して、カーテンレールの複線化を図ることにしました。よく見ると天井の穴の位置は少し後部座席のほうに寄っています。前後席を仕切るピラーフレームを利用すれば、もう1本レールを付けられそうです。

 天井材とピラーカバーの隙間に支持金具を差し込み、下からレールを支えようというわけです。従来のレールを留めているクリップに金具をかませ、新規のレールと連結して前後のズレを抑える作戦です。天井と両脇の3点以上で支えれば、運転中に外れて落ちてくることはないでしょう。

2本目のレールを仮付けしてみた
[2本目のレールを仮付けしてみた]

 追加のレールは天井のアールに沿って曲げる必要があります。金属製で手で曲げられるレールが市販されていますが、そこそこ重さがあります。今回は重量が軽く支持しやすいプラスチックのレールを使いました。熱をかければ曲げられます。予算も抑えられるしね。

2021/07/13(火)後部窓用のカーテンを吊ってみた

 後部窓用のカーテンレールを取付けたところで、次は実際にカーテンを吊る話です。後部座席に人を乗せることはめったにないので、しゃれたレースのカーテンなんかは不要です。仮眠用だから遮光カーテンですね。

 ここで悩むのがカーテンの丈です。45cm あれば窓はカバーできますが、ドアとの隙間があるのでかなり光が漏れそうです。かといってニトリの最短 70cm 丈では長すぎます。ドアノブと窓の開閉スイッチが隠れてしまいます。当たりは 50cm から 60cm くらいですかね。

 こういう丈の短いカーテンは、カフェカーテンといって横棒を通す穴が開いているのが一般的です。自分で裁縫できる人なら穴のところを折り曲げてフックが掛かるように加工すればいいけど、家庭科と無縁な地平で生きてきた人には難儀な話です。

 とりあえずネットで見つけた特売の遮光カーテンを吊ってみました。丈は 60cm です。これはカフェカーテンではなく、レール用のプラフックが付いています。プラスチック製は熱と紫外線ですぐにダメになりそうなので金属製フックに替えました。

丈 60cm の遮光カーテンを吊ってみた
[丈 60cm の遮光カーテンを吊ってみた]

 色は明るめのライトベージュにしました。車用の遮光カーテンは判で押したようにブラック一色ですが、これからゆっくり休もうというときに真っ黒では心まで暗くなります。車内の色は明るめのグレーかベージュ系と決めていました。外から見ても違和感がないしね。(「いかにも車中泊」はイヤ)

 特売で安かったから前席との仕切り用カーテンも同じ色でゲットしておきました。丈は 110cm。透明カーテンとは別にもう1本レールを追加して吊る予定です。

 荷室の窓(クォーターウインドー)をどうするか?ですね。この窓は開けられないからプラダンをハメ込んでもいいけど、カーテンレールを延長して遮光カーテンを吊る手もあります。

 試しに 1.2-2m のレールを付けてみました。ニトリで税込 499 円です。0.7-1.2m と百円しか違わないのは驚きです。(安!)

試しに長めのレールを付けてみた
[試しに長めのレールを付けてみた]

 問題は、荷室のサイドバーと網棚があるせいで後部座席用と丈が合わないことです。ここは 45cm 丈でないと棚に干渉します。45cm だとカフェカーテンしか見当たらないから、いよいよ裁縫しないといけないかも。

 リアウインドー用はすでに吊り紐式のカーテンが付けてあります。残念ながらお定まりのブラックです。(ここだけ「車中泊」かい!)

 簡単に取外しできるので気になるようなら替えてもいいし、ガラスの面積が大きいから遮光力アップでダブルカーテンというのもありです。なんだかんだ言いながら、アレコレいじってるうちが花なんだわね。
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