2025/06/25(水)車内 LAN をどうするか考える

 Smart Screen を取り付けたことで車内での電子機器の構成が変わりました。カーナビの地図が古いので8インチタブレットのナビアプリと併用していましたが、これからは Smart Screen が8タブの代わりになります。

 Android Auto でスマホとつなげば、スマホのナビアプリが Smart Screen に表示されます。iOS は Apple CarPlay で連携しますが、「超人」先生が iPhone 16 に替えてから全然つながらなくなってしまい、私が譲り受けた次第です。

 カーナビは古いけど一応あるので Smart Screen は普段、後方+左サイドを映すようにしてあります。ミラー型ドラレコのバックカメラと併用して安全視認性が高まりました。

 本当はサイドカメラを付けたかったけど、モニターや配線の問題があって踏み切れずにいます。WiFi で車内 LAN を組んで IP カメラを利用する手もありますが、タイムラグが発生してリアルタイムの映像でない可能性があります。IP カメラは安全性に問題ありですが……

 車の中の狭い空間で、車内にいる間だけであれば、小型の無線ルーターで十分間に合います。試しに、中華ものの WiFi ルーターを買ってテストしてみました。

 アリエクで千円以下でゲットしたのは、4G LTE 機能がついた小型の WiFi ルーターです。"尼損"では千数百円で売ってます。USB-A 端子から給電するタイプで、バッテリーは内臓されていません。USB メモリーを大きくしたみたいな外観です。

 LTE につながる SIM を入れなくても WiFi ルーターとして機能しますが、とりあえず手元にあるフリー SIM でつながるか試してみました。

 Windows パソコンのブラウザで IP アドレスを打ち込んでルーターにアクセスします。メニューの中に APN が設定できるページを見つけてデータを打ち込みました。

 日本通信のドコモ SIM はネットにつながりました。mineo のソフトバンク SIM もつながります。でも KDDI の povo 2.0 はダメでした。一瞬つながったかのように見えましたが、「インターネットなし」の状態です。

 povo の APN は設定項目が簡素です。ほかに手の打ちようはなさそうです。ルーターが対応しているバンド帯域は B1/B3/B5 です。B1 はどのキャリアも共通ですが、B5 にも対応しているソフトバンクがつながりやすいのは中華ものの共通点です。

 車内に設置できる小型の IP カメラがないので、これも手に入れてテストしてみたいと思います。いわゆるスパイカメラみたいなやつです。どのくらいのタイムラグが出るのやら。

2025/06/23(月)Smart Screen のバックカメラ

 とりあえずエブリイバンに取り付けた Smart Screen はドラレコに拡張機能を持たせたもので、スマホと連動させればカーナビにもなるし、動画も見られます。

 元はドラレコだからバックカメラが同梱されています。現在、日本国内で売られている新車にはバックカメラが標準装備されているから、バックカメラがないタイプも売られています。安いのだと1万円以下からあるようですが、「超人」先生からもらったのはバックカメラ付きでした。

 後ろのナンバープレートあたりに取り付けられる防水タイプです。リアウインドウの内側に付ければ雨風に当たらず長持ちします。今回は後部座席前に設置して、リアウインドウから左のサイドウインドウまでをカバーするようにしました。

上が Smat Screen、下はカーナビ
[上が Smat Screen、下はカーナビ]

 夜間の視認性を考慮して暗視タイプに交換しようか検討しましたが、ドラレコのカメラは互換性に乏しいのでやめました。カメラとの接続はミニ4ピン、本体との接続は 2.5mm 4極ジャックと一般的でも、どの端子をどう使うかは機種ごとに異なります。カメラの方式にもよるしね。

 バックカメラに貼られたシールに AHD の文字があるところを見ると、どうやらカメラの方式は AHD のようです。4ピン端子の AHD カメラなら他社のでもいけそうな気がしますが、運試しというかバクチに近い行為です。(やっぱりやめとこ)

左が Smart Screen のバックカメラ、右はドラレコの室内カメラ
[左が Smart Screen のバックカメラ、右はドラレコの室内カメラ]

 ミラー式ドラレコの室内カメラと並べで設置してあります。ミラー式の表示はリアウインドウに付けたバックカメラにしておいて、Smat Screen をカーナビで使うときは室内カメラの映像に切り替える算段です。

ルームミラーの上が室内カメラの映像
[ルームミラーの上が室内カメラの映像]

 こちらのほうが画角が広くて左右の窓までカバーします。ただし、室内用だからか外の景色が白トビぎみなのが難点です。それと、エンジン始動時の映像を室内カメラにできない仕様で、やむなくバックカメラを指定したわけです。ちょっとしたことだけどね。

2025/06/10(火)ショートの原因は T10変換プラグ

 運転席側の室内ランプが点かないのはヒューズが切れていたからでした。交換してもすぐに切れるのはショートしているのが原因です。配線のどこかで短絡しています。

 最初に疑ったのは、T10 ランプのソケットから外に出した端子と LED ライトをつなぐ配線です。ライト側のコードが太くて端子の接続部分からはみだし、絶縁不良になっていました。

 細いコードに交換して絶縁不良は解消です。設置前のテストで T10 変換プラグをランプソケットに差し込むと LED ライトが点灯します。延長コードをオーバーヘッドシェルフの上に通して、外付けの LED ライトを定位置に設置しました。

 ところが、スイッチを入れても点きません。ひょっとしてと思いエンジンをかけてみました。エンジン異常の警告マークや接近警告・蛇行警告解除のマークが出たままです。またヒューズ切れだわ。

 苦労して通した配線をいったん外し、ヒューズを交換してからエンジンをかけると正常に戻りました。7.5A ヒューズが5個入ったセットを用意したのですが、すべて使う結果となりました。

T10 変換プラグ

 テスターで導通を調べたら、原因は T10 変換プラグでした。コードの先端でもプラグの差し込み側でもメーターが振れます。 コードを動かすとメーターが振れたり戻ったりします。

 完全に短絡していれば即、ヒューズ切れですが、テストで LED ライトが点いたのは、たまたまよかったから(というか偶然)でしょう。プラグの内側は接着剤で埋めてあります。短絡箇所はこの中ですね。どうなってるのか知りたくてコードを取り出してみました。

 接着剤は硬くなくて柔らかいタイプでした。プラグの先端近くが接近しています。コードが動くとここが接触してショートするわけです。何のために接着剤を流し込んで固定したのやら。

 車パーツのエーモンで探したらこの手のタイプは販売中止になっていました。中国の EC サイトでは 10 個セットが二百数十円で売られています。テスターで導通を調べて良いものだけ選ぶためにたくさん入ってる? そうかもね。
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