メッセージ

2022年04月21日の記事

2022/04/21(木)パッションフルーツを定植した

 「はるぅにぃ~、春に追われし花も散る……」
 ソメイヨシノが散って八重桜が咲くころが、パッションフルーツを定植するのに適した時季と言われています。遅霜の心配がなくなってから、という意味でしょうね。

 今年は遅霜どころか夏日の連続で、出遅れもいいところです。去年は大型連休の直前までさぼっていたせいで、株の成長が遅れ気味でした。その反省に立って今年は早めに準備するつもりでしたが、暑さに負けてしまいました。(軟弱なヤツ)

 一気に推し進めようと、庭にブルーシートを敷いて、鉢植えの古い土を全部ぶっちゃけました。上からブルーシートをかけて雨除けにし、残土の処理は後回しです。

 焼杉で作ったプランターでもコガネムシの幼虫が出てきたのがありました。7個のうち二つばかりですが、いままではほとんどなかったので意外です。焼け焦げの効果が薄くなったせいかもね。おまじないで、上部をバーナーで焼いておきました。

 大きなプラ鉢は、2つのうち片方だけ幼虫の巣窟でした。もう出てくるわ出てくるわ。鉢皿に集めて梅の木のそばに置いておいたら、翌日には空っぽになってました。鳥さんの朝食になったみたいです。1羽じゃ食べきれないだろうに、仲間を呼んできたのかしら。

 新芽が出てこない株がいくつかあります。コガネムシの幼虫にやられたようです。自宅の庭は通路の一部に芝生があるし、裏手の家は庭全面が芝生です。芝生はコガネムシの発生源になります。

 家庭菜園での栽培は害虫との闘いですが、殺虫剤や農薬の類は使わないようにしています。地上部分は手で駆除できても地下まではなかなか目が届かないのが実情です。

 近ごろ育てている作物は、ニラやジャンボ系ニンニクなど害虫がつきにくい品種がほとんどです。「超人」先生の委託栽培のゴーヤはウリ科ですが、ウリハムシはあまり見かけません。実だけじゃなくて葉っぱまで苦いのかもね。

 パッションフルーツも害虫が付きにくい植物です。日本には食害する品種の蛾や蝶がいないので警護役は必要ないけど、葉っぱや蕾に密を出す突起があって、それを目当てに蟻が上ってきます。

 一週間ほど前から鉢に植え替えていますが、半分以上の株にネットが張られてない状態でした。そろそろ根が定着して新芽が伸び始めるころです。今日、ネットを張って蔓を誘導しておきました。

 新芽がいくつか出ています。これが蔓に成長し花芽が付いて、春(初夏)の開花期が始まります。例年通りだと咲き始めるのは5月中~下旬ごろですかね。
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