2011/04/30(土)オンラインストレージの活用

 大事なデータファイルをパソコン以外にも保存しておく手段として、オンラインストレージがあります。少ない容量でよければ、無料のサービスもあります。

 大手のサービスとしては、Google ドキュメント(1GB)や Microsoft SkyDrive (25GB)があります。Google ドキュメントは、ブラウザを使ったアクセスなので、OS の種類を問わないのが特徴です。
 一方、Microsoft のサービスは、容量は 25GB と大きいものの、Windows ベースで、しかも Windows 2000 ではアクセスできません。もちろん Mac や LINUX は想定外です。(Microsoft だからね)
 いずれも無料のサービスですが、容量が小さかったり、OS の制約が厳しかったりで、使い勝手が悪いように思います。

 日本でオンラインストレージと言えば、Dropbox と SugarSync に人気があるようです。どちらも一長一短ですが、実用性は十分あると思います。
 海外サーバーということもあり、通信速度に問題がありそうです。とくに SugarSync は「遅い!」という評価が目立ちます。扱うファイルがテキストデータであれば、問題ないと思いますが・・・

 SugerSync は昨年後半から、無料サービスを 2GB から 5GB に容量アップし、同時にアクセスできるパソコンの台数が2台までという制限をなくしました。LINUX は Web ブラウザーからアクセスできます。
 個人で手軽に使うなら Dropbox、ビジネスユースなら SugarSync といったところでしょうか。

 Dropbox に日本語版はありませんでしたが、最近対応したようです。操作はいたってシンプルです。SugarSync は日本語対応ですが、機能が豊富な分だけ操作は複雑です。
 両方の無料サービスを併用して、いいとこ取りで活用している人が多いみたいですね。

2011/04/29(金)大事なファイルのセキュリティー

 もし、ウイルスに感染してパソコンがハングしたときに、なんとしても保護したいのはデータファイルです。最悪、OS を再インストールするハメになっても、原本のあるソフトは再インストすれば復活できます。でも、ウイルスに感染した可能性のある(あるいは破損した)ファイルは、復元できないことがあります。

 大事なデータファイルは、パソコンの外にも保存しておくのが無難な方法です。そのための選択肢のひとつとして、オンラインストレージがあります。近ごろは「クラウド」と言っているみたいですね。これは、ハードディスクがクラッシュしたときにも有効な保存方法です。

 オンラインストレージには、有償サービスのほかに、無料で利用できるものがあります。大抵は、有料サービス以外に、1~5GB 程度のお試しサービスが用意されていて、それを利用するシステムになっています。
 アクセスできる台数や、一度にアップできる容量などに制限はあるものの、有償サービスと同様の環境が用意されています。これを利用しない手はないですね。

 オンラインストレージを利用するメリットは、データファイルの保護だけでなく、異なる OS のパソコンで、同じファイルが共有できることです。
 特定のソフトに依存するデータは別として、文書やスプレッドシートなどは、共有可能なものがあります。Word や Excel のデータは、Openoffice で開けるし、JPEG などの画像データは、多くのソフトで利用できます。

 こんなことを真剣に考えるようになったのは、ノートで Windows 2000 を使い続けるのが難しい状況になってきたからです。対応するセキュリティーソフトがなくなれば、OS を更新するしかありません。
 ハードスペックからみて、Windows 7 で動かすのは、かなり厳しいようです。LINUX マシンとして再生するとしても、動かないアプリがほとんどです。それでも使いたいデータの中には、共有できるものが多いから、オンライン化するメリットはあります。

 最近になって、LINUX でも利用できるサービスが増えました。Ubuntu が普及してきたからでしょうか?
 そろそろ、Win 2K のノートを LINUX マシンに再生する時期がきたようです。

2011/04/28(木)パソコンのウイルス対策

 世の中にはパソコンに感染するウィルスが蔓延しているみたいで、無防備なまま放置しておくと痛い目に遭うことになります。
 とくに Windows 系の OS で Internet Explorer を使っている場合は、ウイルス対策は必須と言われています。狙われやすい構成です。

 今回のトラブルで、何日か防御ソフトなしで過ごしましたが、とくに問題はありませんでした。
 他のパソコンとのやりとりはないし、決まったサイト以外へのアクセスもしないから、ウイルスに感染する確率が低いこともありますが・・・

 そんな環境なので、定番のセキュリティーソフトではなく、フリーソフトを使っていました。タダだから、突然動かなくなっても文句の言える筋合いではありませんが、防御ソフトがない状態は困ります。

 avast! 5 が動かなくなったので、他のフリーソフトを調べたら、Windows 2000 対応のものが少なくなっていました。Windows 98 SE のときと同じです。サポートの切れた OS は、見捨てられるのが宿命です。
 アプリケーションやハードスペックの都合で、旧 OS を使い続けているケースがあるから、本当はこういう危ない OS にこそ、アンチウイルスソフトが必要だと思いますが・・・

 今回入れた Kingsoft は、クラウドを使っている割にウイルス検出能力が低いようですが、何も入れていない状態に比べれば、かなりマシでしょう。
 フリーソフトにしては珍しく、ファイアーウォール機能もあります。avast! のときは、別のファイアーウォールソフトを入れていました。これからは使わなくて済みそうです。というより、二つ入れておくとトラブルの元です。

 「君子危うきに近寄らず」で、ウイルスに感染しそうな妖しげなサイトを利用しないことです。どうしても利用しなければならないときは Linux ですね。
 Windows に Internet Explorer で防御ソフトなしは、インフルエンザの流行期に、マスクをしないで病院に行くようなものです。
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