2011/02/20(日)ニコンのミラーレス機
コンパクトタイプでは、COOLPIX P300 に人気が集まったようです。24mm からの 4.2 倍ズーム内臓で、24mm 側の開放値は F1.8 と、このクラス最高です。
電源を切ってもレンズが完全に沈胴せず、前に突き出ているのは、カメラらしいというかニコンらしいイメージです。
去年噂された1インチのミラーレスを出すくらいなら、こういうコンデジで勝負したほうがいいと思います。交換レンズをどうするか悩む必要はないし・・・
ソニーみたいに E マウントでビデオカメラと相乗り・・といかないのが、ニコンの辛いところです。
1ヶ月ほど前に、ニコンのミラーレスは「プロ仕様」との観測が流れました。発表は4月頃では?との予測です。
CP+ で何も出なかったから、この予測は当たっているかもしれませんね。ソニー製の 1600 万画素か 2400 万画素のセンサーを使う・・という話もあるようです。
ミラーレス一眼は、カメラの歴史を顧みれば、ライカみたいなレンジファインダー機に近い存在です。ニコンには、往年の名機 S シリーズがあるだけに、期待する向きもあるようですが・・・
ただし、ニコン SP や S3 を知っている世代は、すでにリタイアした層です。当時はライカが買えなくて、ニコンやキヤノンにした人が多かったと思います。ステータスとして持つならライカ M9 あたりでしょう。
今回もやはり価格次第ですね。