パッションフルーツの異変に気づいてから1週間が経ちました。ひげ根がなくなって根がスカスカの状態です。水を張ったバケツに浸して水耕栽培みたいな状態にしてあります。
実のない部分や大きな葉っぱを剪定して株を小さくしたものの、水を吸い上げる力はもう残ってないみたいです。ひげ根のない状態での再生は望み薄です。

実が 10 個以上ついてましたが、皺のよった実は蔓ごと剪定しました。残った実も水切れで皺がよりかかっています。と同時に少し色づいてきました。あと少しでいくつか収穫できそうです。
この株は、去年活躍したのを秋に切り詰めて鉢替えしたやつです。苗からは足かけ3年になります。そろそろ蔓割れ病などの障害が出るころです。今年は更新せずに枯れるにまかせるつもりでした。
剪定した蔓からとった差し穂で苗を作ります。いまから育てれば、温室に入れるころにはそこそこの大きさに育っているはずです。しおれた原因が病気でなければいいけどね。
数日前から葉っぱがしんなりしてきたパッションフルーツの株は、根に問題ありとみて対処法を検討したものの、原因が特定できないことには手の打ちようがありません。
プランターの土を少し掘り起こしてみました。原因がコガネムシの幼虫であれば、すぐに見つかるはずです。このくらい大きな株の根を食い尽くすほどだと十匹以上は居るでしょう。
幼虫が出てこないので思い切って株を掘り返すと、ひげ根がほとんどないスカスカの状態でした。これでは水を吸い上げる力は残ってなさそうです。

この暑い時期、植え替えに耐えるとは思えないので土を落とし、水を張ったバケツに浸けました。水耕栽培みたいですが、ひげ根がないから蘇生は無理だと思います。

一晩経っても回復のきざしはありません。皺がよった実や余分な蔓や葉っぱも剪定し、バケツの水を替えてもう少し様子を見ることにしました。少し色づきかけた実だけでもなんとか収穫できないか?との淡い期待からです。
選定した蔓から作った差し穂は、水に浸けておいたら葉っぱがピン!としてきました。収穫前のこの時期に剪定はしないから、来年用の苗が早めに手に入ればそれがせめてもの救いです。
例年なら梅雨の真っ最中なのに、今年は早々とあけて夏真っ盛りです。鉢植えの植物には朝夕2回の水遣りが必要ですが、あまりの暑さに2回目はパスしてます。その代わり、朝はたっぷり補水するようにしています。
今朝の水遣りでパッションフルーツに異変があるのに気づきました。台所の南側に植えた2鉢のうち、東側の株の葉っぱがしんなりしてうなだれた状態です。まだ青い状態の実に皺がよっているのは水切れのサインです。

上の写真のように手前の株の葉っぱがしんなりしてうなだれています。左上の実に皺がよっているのがわかります。奥のほうに見えてるのは隣のプランターの株で、葉っぱも実も元気です。
同じ大きさのプランターに同じ培養土を入れ、朝の水遣りは同じ量の水を与えています。それなのに片方だけが水切れになるのは、水量以外に原因がありそうです。

上の写真は午後3時ごろの土の状態です。右のプランターは表面が乾いた状態ですが、左のほうはまだ湿っています。左の株の根に問題があるとみていいでしょう。
根腐れか、それともコガネムシの幼虫に根を食べられてしまったのか……。あまりの暑さに土を掘り返すのはやめました。とりあえず様子見ですね。
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