2011/02/24(木)カメラの色
手元に残しているカメラで、限定バージョンのホワイトボディーがあります。ミノルタのα8700i ミールです。日本人初の宇宙飛行士、秋山豊寛氏がソ連の宇宙船ミールに搭乗したときに持っていったカメラです。
もちろん、本物は念入りにチューンされていたと思います。同じなのは外観だけですね。
この限定品は、同色の AF35-105mm とストロボ AF5200i がセットになっていたので、そこそこの金額でしたが、通常品を合計したのと同価格でした。性能も同じ、価格も同じなら、どちらを選んでもいいわけです。限定品には、ソ連のミール記念切手がオマケに付いていました。
ことの経緯は、2009 年6月 29 日のブログで紹介しています。
このカメラは綺麗でしたね。ホワイトといってもパール風のラメが入っています。通常品のブラックにもラメが入っていますが、ミールのほうがウンと綺麗です。(と私は思う)
作られた台数は 8000 台だそうです。限定品として採算が合ったかどうかは疑問ですが、宣伝費だと思えば安いものです。
プラスチックボディーを銀梨地仕上げにして、無理やり金属に見せかけるより、このパールホワイトのほうがしっくりきます。「ブラックかシルバーか」という古い発想ではなく、「ブラックかホワイトか」にすればいいのに・・・
そんなオジサマの発想を超えて、カメラは「ピンクかレッドか」の時代に突入したようです。