2011/02/25(金)ブランド品のカメラ

 カメラのブランドは製造メーカーが握っています。ニコンやキヤノンなど社名と同じものもあれば、諸般の事情で社名と異なるものもあります。HOYA に吸収された PENTAX なんかそうですね。ニコンも社名を変える前は日本光学でした。

 それとは別に、ダブルブランドのものがありました。ライツミノルタ CL は、2社の共同開発です。ブロニカのように、カメラは自社ブランドで、交換レンズがニッコールという形もありました。

 光学製品とは全く異なるブランドを採用したカメラもあります。ミノルタが出したディスクカメラで、courreges(クレージュ)のブランドが付けられていました。
 courreges ac301 と ac101 の2機種ありました。上位機種の ac301 は、オフホワイトに金色のクレージュマーク。下位機種の ac101 は、白とピンクの波模様でした。ブルーもあっように記憶しています。ターゲットは若い女性層です。

 デスクカメラは、コダックが開発したフィルム規格ですが、フォーマットが小さく画質が悪かったため、短命に終わりました。フィルムの入手ができないので、実用はできません。
 それでも ac301 のほうは、中古市場で発売時の半額程度で売られています。見て楽しむコレクション用ですね。

 現在でもクレージュブランドのカメラは市販されています。エグゼモードが発売した 500 万画素のデジタルカメラです。なぜか、ハローキティとのコラボレーションで、クレージュマークの右下に、キティがちょこんと座っています。
 形はミノルタのディスクカメラによく似ていますが、クレージュマークがデカすぎて、外装のデザインはイマイチです。ac301 のほうが貴賓がありました。

 ライカからもエルメスブランドの MP と M7 が出ています。エルメスは一時、ライカの大株主でした。お値段は約 130 万円。最高級ブランドは違いますね。

2011/02/24(木)カメラの色

 カメラの色を変えたところで、機能も写りも同じです。色に騙されて機種選定するのは、自分の主義に反します。残念ながら PENTAX Kr は、サイト上で色合せを楽しんだだけに終わりました。

 手元に残しているカメラで、限定バージョンのホワイトボディーがあります。ミノルタのα8700i ミールです。日本人初の宇宙飛行士、秋山豊寛氏がソ連の宇宙船ミールに搭乗したときに持っていったカメラです。
 もちろん、本物は念入りにチューンされていたと思います。同じなのは外観だけですね。

 この限定品は、同色の AF35-105mm とストロボ AF5200i がセットになっていたので、そこそこの金額でしたが、通常品を合計したのと同価格でした。性能も同じ、価格も同じなら、どちらを選んでもいいわけです。限定品には、ソ連のミール記念切手がオマケに付いていました。

 ことの経緯は、2009 年6月 29 日のブログで紹介しています。

 このカメラは綺麗でしたね。ホワイトといってもパール風のラメが入っています。通常品のブラックにもラメが入っていますが、ミールのほうがウンと綺麗です。(と私は思う)
 作られた台数は 8000 台だそうです。限定品として採算が合ったかどうかは疑問ですが、宣伝費だと思えば安いものです。

 プラスチックボディーを銀梨地仕上げにして、無理やり金属に見せかけるより、このパールホワイトのほうがしっくりきます。「ブラックかシルバーか」という古い発想ではなく、「ブラックかホワイトか」にすればいいのに・・・
 そんなオジサマの発想を超えて、カメラは「ピンクかレッドか」の時代に突入したようです。

2011/02/23(水)カラーが選べる一眼レフ

 PENTAX のサイトで、K-r のカラーコーディネートをして遊んでみました。ボディーとグリップのほかに、レンズ鏡筒まで色が選べます。ボディーが 12 色、グリップ(ラバー部分)が 10 色です。ボディーだけで 120 通りの組み合わせができます。

 シュミレーションするレンズは、4本の中から選べます。
 DA L18-55mm、DA L55-300mm、FA 43mm F1.9 Limited の3本は色が変えられませんが、DA 35mm F2.4 AL は 12 色の中から好きな色の鏡筒が選べます。
 DA 35mm 以外の3本は、白/黒/シルバーの鏡筒と組み合わせた場合の参考例ですね。正面以外に、斜め上下左右から全体像を確認することができます。

 全部ピンクにしたら、もうケバいもいいところです。若い子なら「カワイイ!」のひと言でしょうが、オジサマがカメラバックの中から取り出すには勇気が必要です。
 オールレッドはインパクトがあります。既にパナのデジイチがあるから、新鮮味はありませんが、オールイエローよりはいいかもしれません。黄色だと水中カメラと間違えて、そのまま水に入りそうです。

 ボディーをネイビーにして、グリップをブルーかアクアにすると、いい感じです。DA レンズは黒のままでもしっくりきます。ダイアルも黒のままだし・・・
 オールホワイトも悪くないですね。グリップはアイボリーがかったオフホワイトで、ツートーン風です。でも、ラバー部分がすぐに汚れそうです。

 昔あった CONTAX RX の限定カラーバージョンみたいで、面白かったです。レンズの鏡筒まで色が変えられるとは驚きでした。でも、喜んでそこまでやると、あとで後悔することになりそうです。常識的には、レンズより先にボディーの寿命がきます。

 アレコレやって、やはりオールブラックか、ホワイト/ブラック、シルバー/ブラックのツートーンに落ち着きました。すぐ下には「このカラーで購入!」のボタンがあります。
 今回は、パスということで・・・
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