2024/02/29(木)タブレットをカメラのモニターに
IP カメラが乗っ取られて DDoS 攻撃の踏み台にされるといけないので、我が家の監視カメラ網はインターネットから切り離してあります。そのため外部のサーバーを経由して画像を見ることができません。家庭内 LAN とつながっている機器で見るかたちになります。
常用のデスクトップ PC は家庭内 LAN の監視カメラ網と切り離してあります。必要なときだけ LAN ケーブルでつなぐか、ルーターに WiFi 接続します。個人がローカルで使用するぶんには無料の Agent NVR を入れてみました。
Android タブレットはリモート接続でないと画像が見られないので有料版になります。料金は月々結構なお値段です。そこでローカル使用なら無料の「監視カメラビューア」を使うことにしました。家庭内 LAN のルーターに WiFi 接続すれば任意の監視カメラ(1台)の画像が見られます。
ただし、この中華タブレットは WiFi 接続がかなり不安定で、しばらくするとルーターとの接続が切れてしまいます。トイレに入るたびに WiFi 接続を復活させないといけません。つなぎっ放しにできるといいんだけど「自動接続」を ON にしてもダメでした。
セルラーモデルで SIM スロットには povo 2.0 が入れてあります。トッピングなしの月額料金はゼロ円ですが、中華タブレットの多くはプラチナバンドに対応してません。このタブレットも KDDI は基本の BAND 1 のみです。(メーカーはソフトバンク回線を推奨)
LTE 接続が弱い上にテザリング機能が脆弱で、USB 接続も WiFi 接続もブチ切れ状態です。このタブレットの SIM は元のスマホに戻すことにしました。ASUS Zenfone4 Max です。DSDS 機だから SIM は2枚入ります。普段は PC とのテザリングに使っているやつです。
そうとなればこのタブレットは監視カメラ専用のモニターに特化させればいいわけです。削除できないアプリは全て強制終了しました。メールもブラウザーもヤンペです。
Android 端末をマイクにするアプリもあります。イヤホンジャックに外部スピーカーをつなげば家の外に声がかけられますが、こちらからの一方通行で外部と話をする手段としては不適です。マイクアプリを使うときは監視カメラの画像が見られないしね。
スピーカー機能は、やはり余っているインターホンを利用する方向で検討することにしましょう。
2024/02/27(火)家庭内 LAN に Android をつなぐ
トイレで用をたしてる時だけのために、普段は使ってない Intel NUC を持ち込んで電源を入れっ放しにするのは不経済です。モニターも要るしね。
ほかに使えるアプリはないか探してみました。ローカル接続なら無料で使える「監視カメラビューア」(kapron-ap) というのが見つかったので早速タブレットにインストールしてみました。
IP カメラがつながっているルーターに WiFi 接続します。インターネットにつながっていないと警告が出ますが百も承知です。IP カメラを検索すると、家庭内 LAN の監視カメラが IP アドレスの形で一覧になって表示されました。
その中から玄関周りを横から俯瞰で見られるカメラを選びます。レンズを超広角に交換してあるので、玄関扉から門扉・道路まで見られます。1台だけ選ぶとしたらこれですね。
プロバージョンは有料のようで、そちらは外部からのアクセスや複数台の表示ができるみたいです。でもローカル接続しかしないので無料版で十分です。
使い勝手が悪いのは WiFi 接続がよく切れること。そのたびにルーターとつなぎ直さないといけません。WiFi 接続が不安定なのはこのタブレットの弱点です。設定を開いて WiFi の接続先を家庭内ルーターにするだけのことですが、用をたしながらの作業となります。
つけっ放しだと電池の消耗が激しいけど、トイレにいる間だけなのでこちらは問題なしです。トイレ内のコンセントから USB-C ケーブルで給電してもいいしね。
このアプリは、家庭内 LAN のルーターとつながっていれば任意の IP カメラの画像が見られます。設置場所は WiFi 接続できる範囲なので、脚立に上って向きを調整するときに画面を確認しながら作業できます。タブレットは筐体が大きくて落としやすいからスマホにも入れときますか。
2024/02/25(日)室内親機にチャイムを増設した
では新たに買い替えるかというと、それは不経済です。ワイヤレスの室内子機付インターホンは価格的に結構します。
有線接続の室内子機なら1台だけ増設できるみたいです。親機との間に接続する必要があるので、現在の親機を増設子機に替え、そこから有線で親機につなぐかたちになります。ひょっとすると親機がトイレに?(なんかなぁ)
生産終了の機種だし、あまり現実味のある方法ではないようです。あれこれ調べているうちに、チャイムが増設できることがわかりました。台所に設置した親機の裏側は、風呂とトイレと洗面台のある脱衣所です。ここにチャイムを増設すれば呼出音は聞こえます。(配線も楽だし)
当時の増設チャイムは製造中止になってます。Panasonic は8Ωだからインピーダンスが同じ汎用スピーカーでもいいんだけど、安かったので純正品を買いました。現行品の型番は EC95352 です。
独り住まいだから誰かに玄関子機を押してもらうわけにはいきません。仕方なしに自分で押したら、開いてる玄関扉の奥のほうでかすかにチャイム音がしました。(現場にいたら爆音かもね)
玄関周りの画像はトイレ内のタブレットで見られるとして、あとはどうやって外と会話できるようにするかです。いろいろ調べましたが、外との通話はやはりインターホンが適役です。そういえば使ってないのが1台あったなぁ。
実家に室内子機を増設するのにセットで買い増したときの親機が余っています。玄関子機はカメラ付のに交換したので残っているのは通話だけのタイプです。トイレにその親機を置いて有線で接続した玄関子機を外に出せば、こちらからの声は相手に届きます。(いまトイレ!なんてね)
当時のカメラ付玄関子機は現在でも入手できますが、"尼損"で3万数千円とお高いです。中古市場でも1万円前後します。数千円のはジャンク品か動作保証のない地雷品です。
トイレ使用時専用の監視カメラのために1万円も出費するのもなんだしなぁ。まずは音声だけにしておいて、完動品が数千円で手に入ったら交換する作戦でいきますか。
そうこうしているうちに Agent NVR の試用期間が切れたとみえて、タブレットで監視カメラの画像が見られなくなりました。Android 端末はリモートアクセスの権限(有料)が要るみたいです。