2018/10/18(木)人柱で 4K モニターを購入した

 前から懸案の 4K モニターは、ちっとも機種が決まらず持久戦の構えでしたが、いつまで迷っていても前に進みません。待てば新製品が出てくるとしても、こちらの望むスペック通りとは限らないし、とりあえず希望に近いものを購入することにしました。まずは実際に使ってみないと良し悪しはわからないからね。

 選定の基準は、左右が半間幅の三角コーナーに収まるサイズで、リモコンが使えること。このリモコンというのがモニターにとってはかなり厳しい条件で、大半の機種が脱落してしまいます。テレビでリモコンがないのはまずないけど、モニターでは稀有な存在です。モニターの底面をチマチマ押して入力モードを変えたり、いろんな調整をしたりするのは、従来のモニターで懲りました。スイッチもだいぶバカになってるし…

 サイズ的には MAX で 43 インチまで。この大きさだと、モニターの後ろに手を入れて作業するのはまず無理です。32 インチならまだゆとりがあります。将来的に別の場所に移動することも考えて、32 インチに決めました。このサイズでリモコン付きだと、KEIAN か JAPANNEXT くらいしか見当たりません。価格的には安く済むものの、どことなく怪しげで心配です。

 中国製がどうのというのではなく、表示スペックの割に安過ぎるように感じます。監視カメラの NVR で何度か痛い目に合ってるから、謳い文句通りならラッキーだけどね。JN-IPS320UHDR あたりがよさげですが、口コミやレビューはあまりない代物です。まずは実機を手に入れて、それからの話です。(こういうのを人柱というらしい)

コーナーに据えた 4K モニター
 左右は出入口なので 43 インチが限界(写真は 32 インチ)

 スピーカーはお世辞にもいい音質とは言えません。同じ 3W+3W でも台所の AQUOS より悪い気がします。左右に外部スピーカーを置くスペースがとれたので、そちらで聞くことにしました。内蔵スピーカーを鳴らすか、イヤホン端子を使うかの二者択一で、メニューから選びます。内蔵スピーカーとイヤホンの両方を常用する人だと、面倒に感じるかもしれません。(本体の差込口がヤグイんだわね)

 TV チューナーにつないで地デジ放送を 4K 画面で表示してみました。一応、超解像技術を搭載していて3段階で調節できます。表示は 4K テレビほどでないとしても、まずまずですかね。見るに堪えない、ということはなかったです。元々ブラウン管式テレビが置いてあった場所だから、テレビ代わりに使えるという目的のひとつはクリアです。

 事前に想定していたとおり、このサイズで PBP はあまり意味がなかったみたいです。リモコンでメニューの深いところまで行くよりも、一発で入力ソースを選べるようにしたほうが便利です。モニター1台でマルチ画面にする必要がないのなら、リモコンでダイレクトに切替操作できる機種も選択肢のひとつです。(IO データの EX-LD4K431DB とか)

 本格的に使うには、キーボードとマウスが置ける座机が必要です。適当なのを買ってくるか、あるいは自分で作るか… まずは落ち着いて作業できる環境を整えてからですね。
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