2022/04/26(火)世の中 LINE の活用で便利に

 母親が亡くなって、実家に間借りしてた事務所を撤収することになりました。建物は弟に相続させて、いずれは売却する方向なので空っぽにしないといけません。事務所の家具類はブランド品だからいくらかで売却できそうです。

 とりあえず車に積めそうなものをチョイスして、その筋の家具屋に持ち込みました。ほかにも一揃いあって、とりあえず軽バンに詰めそうなものだけ持ってきたことを告げました。もう買い気満々です。

 そこそこ良い値がついたので、そこに頼むことにしました。写真をメールで送ると言うと、LINE を使っていないか聞かれました。アプリは一応スマホに入れてあります。

 早速スマホを取り出して LINE アプリを立ち上げます。起動が遅いこと。そういえばモバイル通信は povo 2.0 の SIM になっています。すぐに mineo に切り替えました。店の人は???といった表情です。(いろいろあるんだわね)

 LINE は日頃ほとんど使ってません。アプリを開くと、爆音と共に生協と LINE Pay からの連絡がドッと来てました。もちろん未読です。店の人は「あれあれ」と呆れてました。

 言われるがままにスマホを操作してお友だち登録し、家具の写真数点を LINE で送りました。これで店に届いたと言います。「世の中、便利になったね」と言うと「そうなんですわ」との返事。

 見積りの連絡先は携帯電話のほうがいいそうです。スマホの電話番号はつながらないのでガラケーを取り出すと、またまた???といった表情です。(いろいろあるんだわね)

 povo 2.0 の SIM をモバイル通信に指定すると、通信速度が 128Kbps と激遅です。mineo の SIM にすると、povo 2.0 は通信不可となります。LTE(4G) で通信できるのはモバイル通信に指定された SIM だけです。KDDI(au) の 3G は終わっているので、弾かれてしまいます。

 一般的にほとんどの音声 SIM は、通信圏外にあるときは他の番号に転送できますが、povo 2.0 は転送も留守録も不可です。つまり掛かってきた電話に出るしかないわけです。モバイル通信が mineo の SIM になっていると圏外となり、この世に存在しないのと同じです。

 KDDI は何を考えてるんでしょうね。これじゃあカケ放題で通話専用にできないし、モバイル通信専用としては中途半端な料金体系です。料金的にいくら安くても使い勝手が悪ければ、いずれ使われなくなってしまいます。

 とは言いつつ、使わなければ料金が発生しないゼロ円 SIM です。180 日間利用がなければ解約されてしまうけど、利用価値がなければそれもやむをえないでしょう。どう使うか、いま思案中です。
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