2010/07/14(水)地デジがらみはブライダル業界?

 地デジ移行をダシに、ひと儲けを企んでいる企業があります。一般市民が専門知識に疎いことをいいことに、お金を掠め取ろうという魂胆が見え見えです。
 どこかブライダル業界の悪しき体質に通じるところがあります。本来は結婚する当事者が握っているはずの権利を奪い取り、自分達が利権を握りこもうとする姿勢は、そっくりですね。

 アナログテレビに地デジチューナーを取り付けなくてもよい代わりに、回線の使用料を徴収しようという発想は、貧困ビジネスとよく似ています。
 月額 1,050 円と謳いながら、半年か1年払しか受付けないのも不親切です。保険会社でも、まとめ払いには割引制度が用意されているのに・・・

 自分の有利な立場を利用して、利用者に不利な契約を強いるのは、独占禁止法に抵触しているのでは? 本来無料であるべき地デジ放送を商売のダシにしようとする姿勢には、嫌悪感すら覚えます。

 親戚の伯母さんの家は、共同アンテナですが、アナログ放送が終了したら、NTT の地デジ配信サービスを利用するそうです。もちろん有料サービスです。
 屋根に登ってアンテナを立ててあげるのも億劫だし、万一映りが悪ければ、とことん面倒を見るハメになりそうです。お金持ちの家だから、業者に任せたほうが無難かもしれませんね。(ごめんね伯母さん)

 我が家は、共同配信の配線を勝手に撤去されないように、団結小屋でも建てて徹底抗戦の構えです。(若い頃に援農に行った三里塚を思い出すなぁ)
 落城したときには断腸の思いで、団結小屋に自前で地デジアンテナを立てますか・・・

 「砦のうえに我らが世界、築き固めよ勇ましく・・・」(やっぱり旧タイプでしたね)
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