2017/01/16(月)パッションフルーツに雪が

 このところ比較的暖かい日が続いていたのですが、とうとう寒波来襲で積雪です。ダメ元で越冬にチャレンジ中のパッションフルーツにも雪が積もりました。
パッションフルーツに雪が

 一般的に耐寒性が5度以上と言われているのは、4度以下だと霜が降りる確率が高くなるからだと推察します。霜が降りたらおしまいよ…どころか雪が積もってしまったらどうなるんでしょう。庭の立水栓は凍って水が出ない状態です。じょうろに溜まった水も凍ってました。

 14、15、16 と3日続けて雪が降りました。最低気温は連日氷点下です。さすがにこの寒さを乗り切るのは無理だったみたいです。16 日には葉が黄色味を帯びてしんなりしてきました。落葉するのは時間の問題でしょう。
葉っぱがしんなりしてきた

 実がいっぱい生っています。それもあって、寒さにどこまで耐えるのか試してみることにしたわけです。実が色づき始めてから一向に熟す気配がなかったのに、不思議なことに寒くなった途端に急に色が濃くなりました。最後の力を振り絞って、実に栄養を送ったのかしら?

 ところで、このブログで初めて写真画像の登場です。写真をテーマにしながら、いままでなかったのがおかしいのですが、ズボラしてました。これからはちょくちょく入れますね。

2017/01/12(木)当たるも八卦当たらぬも八卦

 ブログサイトのリニューアルを機会に、過去記事を読み返してみました。膨大な数なのでまだ一部だけですが、当時はこんなことを書いてたんですねぇ。希望に燃えて未来を予測するような記事もありますが、いまにして思えば「こっぱずかしい」限りです。

 予想の外れはいろいろあります。まず挙げるとすればワイヤレス USB です。スタジオでのデータ転送は、Wifi からワイヤレス USB に移行するだろうと予測しましたが、見事に外れました。ワイヤレスマウスなど似たような独自システムは存在するものの、正規仕様(WUSB)は完全に頓挫したままです。こんな事例はいくつもあります。

 デジタル技術は各社の思惑が絡むから、思ったような展開になるとは限りません。技術的には真っ当でも陣営の力関係で弾かれてしまうこともあります。オープンソースが原則の OS では、たとえ無償であっもライセンスを認めない場合があります。但し書きがある無償は「無償」でないという見解です。Ubuntsu の Adobe Flash がよい例です。

 過去の事例に対するコメントは、「当たらずと言えども遠からず」という側面があります。ただし未来の予測は「当たらずと言えども近からず」の傾向があります。いまトランプ氏がどうだとかいうのは、墓穴を掘る行為かもしれませんね。ひとついえることは、彼の行動パターンは類人猿のα雄と共通点が多いということです。それが将来的にどういう結果を招くかは、まだ未知数です。(むむ、未来は猿の惑星か…)

 昔から「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という諺があります。所詮は科学的な根拠のない占いだから、当たらなかったからといって、それほど目くじらを立てるほどのこともないでしょう。日本にはそれを許す寛容の精神があります。神社でおみくじを引いたのは実は占い師だった、という話が「さざえさん」にありました。当たるも八卦、当たらぬも八卦、ということのようです。

2017/01/09(月)通信教育から姿を消した「写真」

 今日の新聞折込に通信講座のチラシが入ってました。おすすめ口座のトップは「ボールペン字」です。2位以下、「調剤薬局事務」「パソコン入門」「ケアマネージャー」「介護事務」と続きます。いくつあるか数えたら全部で 129 の講座がありました。

 フィルム全盛期のころは「写真講座」もあったのに、近ごろはとんと見かけなくなりました。写真のデジタル化で、携帯電話にカメラ機能がついたころから、写真を撮るのに技術は必要なくなったのかもしれません。いまでは日常的な記録の主役はスマホです。

 去年の春に知り合いの写真店に頼まれて舞台撮影を手伝ったことがあります。三脚に据えた望遠ズームを超解像ズームで 300mm まで引っ張ります。すぐ横の通路で若い女性がスマホを構えていました。横目でちらっと画面を見たら、私のカメラの液晶パネルとほとんど同じ映像です。おいおい、それはないだろ。

 ミラーレス一眼にアポテレズームの画面と、お姐ちゃんが片手で構えているスマホが同じだなんて… しかもこちらは画素数を落としてデジタルズームで拡大しています。最終的に写った画像がどうかは知りませんが、撮影でメシを食ってる連中にとっては大変な時代になりましたね。

 こういう時代に写真講座は必要ないのでは?と思い、9年前に作った WEB サイト「結婚式を上手に撮る秘訣」をもう一度読み返してみました。上級者向けのフィルムを使った撮影以外は、そんなに古い感じはしません。デジタルカメラの進歩は速いと踏んで、機種に依存する技術的なことをほとんど書かなかったからだと思います。(時代を読んでましたね)

 一部を修正しただけで、いままでどおり公開することにしました。挙式形態の多様化で結婚式や披露宴が画一的でなくなったとしても、人生節目の行事と写真の関係がなくなることはないでしょう。結婚式への思い入れは花嫁がいちばん強いし、現代の結婚式は花嫁のためにやるようなもんです。花嫁中心に撮る…この要点をちゃんと押さえてるしね。

 ほかにもいろんなテーマで写真の読み物サイトを作るつもりでしたが、写真を撮るのに技術を語る時代ではなくなりました。「結婚式を上手に…」が最初で最後になりそうです。なにか思いついたらこのブログで紹介すればよいことです。
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