2013/12/31(火)新しいデジカメは来年に繰り越し
マイクロ 4/3 やニコン1などは、旧機種が手ごろな価格で売られていますが、レンズマウントの種類を増やしたくないので候補から外しました。
レンズ交換しなければいい、という意見もあるでしょうが、そのうちきっと買ってしまう気がします。
では、レンズ交換できないコンデジタイプにすれば禍根を残さないと思い、アレコレ物色してみました。
これぞという人気機種は、特売品のミラーレス機にもう1本交換レンズを足した値段か、それ以上します。マウントの種類をこれ以上増やさないぞ!と宣言したものの、やはり心が動きます。
そうこうしているうちに、ずいぶん前にこのブログで提案していた、フィルム時代のオールドレンズがそのままの画角で使えるフルサイズのミラーレス機が登場しました。α7です。
手元にはミノルタ時代のαレンズがゴロゴロしているし、マウントアダプターをかませれば、CONTAX G シリーズのビオゴンやプラナーも使えます。
すぐに飛びつかなかったのは、全体のコストです。市中では「価格破壊」に近いくらいの評価もあるようですが、専用レンズにマウントアダプターも含めた総額は、完全に予算オーバーです。
デジカメは所詮家電品。果報は寝て待てで、予算のラインに実売価格が落ちるまで、じっくり待つことにいたしましょう。
写真が撮れるカメラは、手元にいくらでもあります。
2013/12/12(木)SugarSync が有料のみに?
いままで SugarSync は、5GB のプランに限り無料サービスを提供してきました。これを打ち切り、30GB 以上の有料サービスのみに移行するようです。無料サービスの有効期限は 2014 年2月8日まで。あと2ヶ月ないですね。
日本国内の代理店から申し込んだぶんは今回の対象になっていない、とも書かれています。申し込んだときのサイトにアクセスしてみると、BB ソフトサービス株式会社となっていたから、代理店経由のようです。
スケジュールなどをオンラインストレージに上げて、自宅と事務所の両方で確認できるようにしています。テキストデータだから、5GB もあれば十分です。
有料サービスだと、30GB で月額 525 円、60GB で 787 円です。画像データを預けるには中途半端な容量です。
いまみたいな使い方のままなら、わざわざ料金を払ってまで容量を上げる意味はなさそうです。営利企業だからタダのサービスは負担でしょうが、もうやらないというなら、これが縁の切れ目になりそうです。
2013/12/01(日)はかなく消えた「彗星で一儲け」の夢
「大彗星」の根拠は、太陽のすぐそばを通過するサングレイザーであることが軌道計算でわかっていたのと、直径が数キロメートルで大型との予測からでした。
大きな彗星が太陽をかすめるように通過する → 満月くらい明るくなり長い尾を引く、と期待が寄せられたわけです。
サングレイザーは明るくなる反面、太陽の熱で消滅してしまう可能性があります。アイソン彗星は予想よりも小さく、近日点を無事に通過できないのでは?との事前予測もありました。準備は近日点を無事通過してからと、のんびり構えていたところへ「消滅」のニュースです。
「やっぱりね」と格別な驚きはありませんでしたが、ビックリしたのは「大彗星」をあてこんで、望遠鏡メーカーのほかにも旅行会社までが特別企画を組んでいたことです。
夜明け前に飛行機から観察するツアーは完売だったというから驚きです。商魂たくましいですね。
なにか天文事象のニュースがあると、日ごろ夜空を見上げたこともない人たちまでが大騒ぎします。それに便乗して一儲けをもくろむ者が現れます。
大彗星の観望には天体望遠鏡よりも双眼鏡のほうが向いています。せっかくの長い尾が見られないからです。それでも望遠鏡を買い求める人が続出します。
もし期待通り「世紀の大彗星」になったていたら、おそらく市中の望遠鏡は完売だったでしょう。
メーカーにとっては残念な結末でしたが、太陽で失明する人が続出しなくて、かえってよかったのかもしれません。