2015/09/23(水)侵入を諦めた?猫
このまま放置しておくと、物置の床下にノラ猫が住みついてしまうかもしれません。そんなこともあろうかと、床下の隙間にはテグスを張っておきました。ところが、どうやっても体のどこかに触れるはずなのに、ものともせずの状態です。
早速、床下の隙間を剪定した枝の束で塞ぎました。物置の出入口の下は、トゲトゲを仕込んで侵入を阻止します。一度テリトリーと決めたら、決して諦めないのが猫の習性です。いやがらせ程度の防止策で効果がなければ、物理的に侵入を阻止するほかに手段はなさそうです。
物置内を物色している間に、どうやら猫は隣家へ脱出したみたいです。そこでいよいよ南隣のフェンスと、我が家のブロックの基礎との隙間を塞ぐように、ネットを張ることにしました。網目 25mm の透明な防鳥ネットです。黒いのもありますが、なるべく目立たないように、透明のナチュラルにしました。
翌日の朝、駐車場にいつも見かける猫が現れました。駐車場から裏庭に通じる所にはアコーデオン式のフェンスが張ってあります。犬が脱走しないように「ポチガード」にしてあります。(昔は犬も飼ってた)
ポチガードの前まで来て、Uターンしていきました。もう一度戻りかけたけど諦めたのか、うなだれたまま去っていきました。裏庭に侵入するためには、このポチガードをくぐるか飛び越えるしか、当面は方法がないからです。
実は、裏庭に侵入する経路は他にもあります。東側の「断崖絶壁」です。間知石(けんちいし)の急斜面を登らなくても、上のほうに通路に使えそうな段差があるので、隣家から一旦そこまで下りて移動し、1m ほどジャンプすれば侵入可能です。
いままでそんな危ないことをしなくても楽に侵入できたので、このルートは使われていなかったみたいですが、これからはわかりません。猫はしぶといからねぇ。
そんときゃ、またネットを張るぞ!(15m あるけど)
2015/09/20(日)やはり猫はしぶとかった
テグスでは効果が薄いと踏んで、1mm 厚のスチールワイヤーにしたばかりなのに、ものともせずです。北隣からの動線は、ネットを張ったので途切れているはずです。出入りしていたのは、やはり南隣のフェンスの隙間でしょうね。
そこで、我が家のブロックの基礎に電動ドリルで 10mm の穴をあけ、30cm ほどの3分ボルトを挿し込みました。このくらいの高さがあれば、お隣のフェンスとの隙間を抜けてくるのが辛いはずです。(長期戦に備えて3分ボルトには錆どめとペンキの二重塗装を・・・)
最終的にはネットを張って進入を阻止するつもりですが、それまでの凌ぎにテグスを何本か張っておきました。いつもの調子でワイヤーを乗り越えようとすると、否応なしにテグスに触れるはずです。
猫は最初は見えないものが足や体に触るのを嫌いますが、そのうち慣れてしまいます。自分に危害が及ばないとわかると、少々の抵抗があってもまたテリトリーに戻ってきます。
その時点で、ネットを張る予定です。
小柄の猫は 5cm 程度の網目はすり抜けると言います。ゴーヤを育てた 10cm の園芸ネットでは、効果は期待薄です。今回は網目が 25mm の防鳥ネットを用意することにしました。
これでもか!と何度も対策をめぐらすことで、猫に「この家はヤバイ」と学習させる作戦です。それでも猫は自分が決めたテリトリーを諦めずに戻ってきます。最終的には、進入経路を塞ぐしか方法はないのかもしれません。
2015/09/14(月)「風前の灯」フィルム現像機
ウェット式の現像システムは、一定数量の処理をしないとタンクの母液がダメになってしまいます。自動的に補充される液量が少ないと、母液が更新されないからです。これはフィルム現像機もプリンターも同じです。
銀塩ペーパーのプリンターは、デジタルカメラで撮った画像もプリントするので、まだ数量的には稼げます。ところが、フィルム現像機はフィルム以外を処理することはないから、現像本数が足りないと母液が疲弊してしまいます。
この店では、毎月のように母液タンクの処理液を新品に更新しているそうです。昔は総合現像所でメンテナンスをしていた人だから、品質管理には厳しいほうです。普通の店だったら、そこまでせずに脱銀不良などボロボロの処理をしているかもしれませんね。
母液更新すると何万円かの費用がかかります。現像本数が少なければ、相当高い現像料をもらわないと採算が合いません。そんな高い料金を払う客はないから、フィルム現像を止める方向で検討中なんだとか。
慈善事業で店をやっているわけではないから、それも止むを得ないかもしれませんが、その前にフィルムの良さとか独特の味とかをアッピールする努力をしたのか、社長にはチクリと一言伝えておきました。
インスタントカメラのチェキは、発売以来最高の売れ行きだそうです。一点ものの価値が評価されたのが主因でしょうが、理由のひとつに銀塩写真のもつ独特の味があるのは間違いないと思います。